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UHDブルーレイに対応したタイムシフトマシン あらゆる4Kを再生するマルチメディア機 TOSHIBA DBR-4KZ600
これは、〝全録〟のREGZA(レグザ)レコーダーに4K放送とUHDブルーレイという共に〝4K〟対応能力を与えた「4Kレグザブルーレイ」だ。レグザとしてはディスクメディアも含めて4K対応した初の仕様だ。
このDBR-4KZシリーズは、HDD(ハードディスク)容量が6Tバイトの「600」、4Tバイトの「400」、2Tバイトの「200」があり、「400」のみ2021年内の発売だ。
東芝レグザの「タイムシフトマシン」は、基本構想がパソコンを中心としてネットワーク化された大容量映像データの収集、蓄積、検索、転送といった機能を重視したシステムから出発している。それを映像趣味用としてPCを不要とし、ま...
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イヤーメンのHiVi冬のベストバイ1位の2モデル、ヘッドホンアンプ「TR-Amp」、D/Aコンバーター「Tradutto」の音像に迫る
HiViベストバイ2021冬にて、DAC部門とヘッドホンアンプ部門で1位を獲得したブランドがEARMAN(イヤーメン)だ。2019年に始動したこの新進気鋭ブランドはどんな点を評価されたのか。小原由夫さんにその魅力をひもといていただいた。(HiVi編集部)
ヘッドホンアンプ部門Ⅰ(20万円未満)第1位
TR-Amp
オープン(実勢価格4万1,800円前後)
●定格出力:2.5V/400mW以上(16Ω)、3.4V/350mW以上(32Ω)
●接続端子:デジタル音声入力1系統(USBタイプC)、アナログ音声出力1系統(RCA)、ヘッドホ出力2系統(6.3mm、3.5mm、同時使用可)、充電用...
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ノイズキャンセルを搭載したミドルクラス機。 SENNHEISER CX Plus True Wireless
今や、巷のヘッドホン/イヤホン再生の主流となっているのは完全ワイヤレスイヤホン。国内外のオーディオブランド、パソコン周辺機器メーカー、ガジェットブランド、さらにファンションブランドまでもがさまざまなモデルを発売している状況だが、1945年にフリッツ・ゼンハイザー博士によって創立されたドイツの名門ゼンハイザー社も、積極的な製品展開を行なっており、コアなヘッドホンファンからも定番として信頼されるブランドとなっている。
今回レビューするCX Plus True Wirelessは、同社が9月に発売したミドルクラスの最新鋭モデル。HiViベストバイ超激戦区のワイヤレスイヤホン部門Ⅱで5位になるな...
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名盤ソフト 聴きどころ紹介32/『テレサ・テン ファーストコンサート』Stereo Sound REFERENCE RECORD
ステレオサウンドオリジナルセレクション・シリーズに、テレサ・テンの稀少盤が加わった。1977(昭和52)年の春、東京・新橋のヤクルトホール(当時)で催されたファーストコンサート。アナログのテープ音源をデジタルコンバートして、SACD+CDの2枚組ディスクにまとめたアルバムだ。このシリーズのお約束どおり、SACDはシングルレイヤーの独立ディスクで、新たに起こしたDSDマスターによって全曲を1枚に収録。CDについては、別のA/Dコンバーターを通し、SACDと同一内容のPCM音源を直接制作した。
熱心なテレサ・ファンの読者諸氏だったら先刻ご承知かもしれないが、ひと月ほど前におなじタイトルのアナ...
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ファーストワットの最新パワーアンプ F8。期待に違わぬ鮮烈なサウンドがオーディオマインドを刺激する
独創的なアンプ回路の開発で知られる、アンプ設計の名手ネルソン・パス。そんな同氏のプライベートブランドともいえるファーストワットの最新パワーアンプF8をチェックした。
実は筆者、以前より同ブランドのアンプに強い興味を抱いていた一人。数年前に某所で聴いたSIT1を4台使用したJBLのエベレストDD66000の歪みのない圧倒的なサウンドを今でも鮮明に覚えており、いつかは自分のシステムにファーストワットのアンプを投入したいと考えていた。
話をF8に戻すが、本モデルは、高い評価を得ていたJ2の回路を改良した2ステージ構成のシングルエンドA級パワーアンプで、出力は25W+25W(8Ω)。東芝製の2S...
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お詫びと訂正:月刊「HiVi」2022年1月号
12月17日発売の月刊「HiVi」2022年1月号で下記の誤りがありました。
25ページ掲載の「HiViグランプリ 特別賞候補」のリストの中で、株式会社ミキサーズラボ様とビコム株式会社様の社名と内容が混同した記載となっておりました。正しくは下記の通りです。
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株式会社ミキサーズラボ
高品位デジタル配信音源制作技術「Lacquer Master Sound」の開発・提案に対して
ビコム株式会社
高画質UHDブルーレイ『8K空撮夜景 SKY WALK TOKYO/YOKOHAMA』の発売に対して
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以上、株式会社ミキサーズラボ様、ビコム株式会社様、および読...
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力感も繊細さも併せ持つモデル FOCAL ALPHA EVO 65。アクティブ型の魅力が満載だ
フランスを代表する老舗スピーカーメーカー、フォーカルが送り出すアクティブ型のスタジオモニター、ALPHA EVO 50とEVO 65。元々は、個人レベルで音楽を収録、配信するミュージシャンを強く意識して開発されたというが、家庭用としてみても、アンプ内蔵でこの価格は実に魅力的。ここでは兄貴分のEVO 65を用意して、その実力を検証してみたい。
現在、スピーカーメーカーの多くは、他社からユニットを調達し、設計するケースが多いが、フォーカルは自社開発にこだわる。その象徴とも言えるのが、グレードの枠を超えて、同社のスピーカーシステムに広く組み込まれている逆ドーム型トゥイーターだ。
このトゥイータ...