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“とてもわくわくするオーディオ機器が、出た” 11.2MHzで聴いて、録れる。現代の万能デジタルデバイス、コルグ「Nu I」の魅力に大接近(後)
コルグのDSD 11.2MHz対応A/D&D/Aコンバーター「Nu I」。実に楽器メーカーらしい提案に溢れたこの製品が生まれたいきさつについて、前篇では麻倉怜士さんによるインタビューをお届けした。そして今回は、麻倉さんにNu Iで様々な音源を聴いていただいたインプレッションをご紹介しよう。リニアPCMからDSD、アナログレコードの録音品質まで、Nu Iの実力を徹底吟味した。(編集部)
※前編の内容はこちら
コルグのNu Iは、DSD 11.2MHzのA/D&D/A変換に対応したデジタルデバイスである。USB DAC、DSD 11.2MHzの録音機、プリアンプに加え、オノ セイゲンさんの...
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DSD 11.2MHzで聴いて、録れる。現代の万能デジタルデバイス、コルグ「Nu I」の魅力に大接近(前) “こんな画期的な製品は、如何にして生まれたのか?”
コルグから1ビットタイプのA/D & D/Aコンバーター「Nu I」が11月下旬に発売される。DSD 11.2MHzに対応したDAC機能に加えて、アナログ音声の録音も可能。さらに同社オリジナルの真空管デバイス「Nutube」を通した音も楽しめる、加えて、オノ セイゲン氏のプロデュースによる、マスタリングプログラムも提供。まさに万能デジタルデバイスだ。コルグ本社に出向き、Nu Iの開発陣にインタビューした。インタビュアーはご自宅で同社製DACを愛用している、麻倉怜士さんだ。(編集部)
1ビット USB-DAC/ADC+PREAMP Nu I ¥425,000(税別、11月下旬発売予定)
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コルグが、DSD 11.2MHz対応D/A&A/Dコンバーター「Nu-I」の説明会を開催。DSDリマスタリングによる音の変化は、予想以上に大きかった!
コルグでは、先日発表された同社D/A & A/Dコンバーターの新製品「Nu-I」(¥425,000、税別、10月下旬発売)の製品説明会を開催した。
Nu-Iは、DSD 11.2MHzや最大384kHz/24bitのリニアPCMに対応したD/Aコンバーターで、同時にアナログ入力やフォノ入力(MM/MC)入力も備えており、そこから入力したアナログ音声をDSD 11.2MHzとして録音するA/Dコンバーター機能も備えている。
今回のNu-Iは、同社としては昔オーディオに親しんでいた50〜60歳代をメインターゲットに、ユーザーからの希望を反映して製品仕様を仕上げていったそうだ。
最新DACとし...
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RME、オーディオインターフェイス「ADI-2 Pro FS」を発表。最新クロックを採用したアップデートモデル。業務用機も各種発表
ドイツ・RMEの日本代理店をつとめるシンタックスジャパンは、6月13日、新製品発表会を開催。ハードウェア5製品と、ソフトウェア1製品をリリースした。
日本で初登場となった、オーディオインターフェイス「ADI-2 Pro FS」は、2016年にリリースされた「ADI-2 Pro」のマイナーアップデート機。ADI-2 ProからRME製コンポーネントの大きな特徴であるクロックを、最新のFS(フェムトセコンド)仕様に更新したモデルだ。
オーディオインターフェイスとは、録音スタジオや自宅スタジオでの録音用途向けに開発され、A/DコンバーターとD/Aコンバーターを1台に盛り込んだハードウェアのこと...