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【麻倉怜士のCES2021 レポート14】有機ELパネルの持つポテンシャルを極限まで引き出した技術を織り込みました。2021年のパナソニックテレビはどこに向かうのか
StereoSound ONLINEでは、CESやIFAなどの機会があるごとにパナソニックテレビの最新事情について紹介してきた。今回のCES2021でも、パナソニック株式会社 アプライアンス社 副社長 スマートライフネットワーク事業部長の豊嶋 明さんと、ビジュアル・サウンドBU技術センター テレビ技術部部長の河村新一さんにリモートインタビューをお願いすることができた。以下でその様子を紹介する。(編集部)
麻倉 先日の「第36回HiViグランプリ2020」では、パナソニックの有機ELテレビ「TH-65HZ2000」が<ゴールド・アウォード>を受賞しました。おめでとうございます。
豊嶋 あり...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート13】CESではテレビシーンを見るのがひとつの楽しみ。スカイワースのデザインテレビはデジャヴ?
例年CESでは、風変わりなデザインテレビを見るのが、テレビシーンのもうひとつの楽しみだ。
昨年は、ディスプレイそのものが回転する! サムスンエレクトロニクスのスマホ連動テレビ「The Sero」を報告したが、今年のリモートCESでは、もっと大事な技術、製品の話がメインになり、プレス・カンファレンスでは、残念ながらユニークなデザインテレビは、ほとんど出なかった。
でもスカイワースのブース(もちろんバーチャル)では、面白いデザインテレビが展示されている。ひとつが「TRAVEL TV」。インチサイズは不明だが、コンパクトなテレビ(おそらく2K)に取り外し可能なフレームが用意されている。
旅に持...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート10】ソニーの新映像エンジン「Cognitive Processor XR」は、感動を“認識”する。その特長と今後の展開を担当者に直撃した
オンライン開催されたCES2021のソニーブースでは、同社テレビの新しいラインナップとして「ブラビアXR」が発表された。8K液晶テレビの「Z9J」と、4K液晶テレビの「X95J」「X90J」、4K有機ELテレビの「A90J」「A80J」シリーズという構成だ。これらに共通した特徴が、新しい映像エンジンとして「Cognitive Processor XR」を搭載していること。今回は、その新エンジンの特長や今後の製品展開について、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社TV 事業本部 技術戦略室Distinguished Engineer 小倉敏之さんと、同 商品企画部 統括...
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スタイリッシュなだけじゃない。最先端ルームチューン機能も搭載したBang & Olufsenの最新シアターシステムで、2chからサラウンドまで、唯一無二の魅力を堪能する
完全ワイヤレスイヤホンから本格アクティブスピーカー、有機ELテレビまで幅広いラインナップを展開するデンマークのBang & Olufsen(B&O)。1925年の創業以来95年にわたって、美しいサウンドとデザインを備えた高品位なライフスタイル製品を送り出してきた。今回は山本浩司さんと一緒に、B&Oの最新モデルを体験できるBang & Olufsen 銀座店にお邪魔して、同社のフラッグシップスピーカー「Beolab 90」と有機ELテレビ「Beovision Harmony」を核にしたシステムで映画や音楽を体験させてもらった。さらにB&O音響責任者のGeoff Martin(ジェフ・マーテ...