執筆陣
圧巻のスケール感と臨場感!この感動の音こそ大画面にふさわしい。ソナス・ファベール『オリンピカ・ノヴァ Ⅰ 』
《ネット動画の絶品再生ー実践的再生プラン》
高画質・大画面テレビの両脇にふさわしい音響システムを考える
大画面テレビの横に、“気の利いた”スピーカーを設置して、映画、ドラマ、音楽ライヴと、好みの映像配信サービスと存分に楽しんでみたい。さらに将来、ネット配信でも珍しくなくなったサラウンド収録のコンテンツまで、サポートできるシステムに発展できないだろうか。
最近、こんな相談を受けることが多くなったが、最新の動画配信のクォリティからすれば、大画面の高画質再生に止まらず、もっといい音で楽しんでみたいと考えるのは当然のこと。AVセンターについてはマランツのCINEMA 50のように、最先端の機能性...
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ソナス・ファベールから登場した一体型スピーカー「OMNIA」。音楽サブスクからテレビまで軽やかかつ力強く鳴らす【藤原陽祐の『実験@山中湖ラボ』】
<実験目的>連載企画『実験@山中湖ラボ』の第2回は、ソナス・ファベールのOMNIA(オムニア)をリビングルームで入念に試してみる。私がリビングルームのオーディオシステムに求めるのは、日常の生活の中で、音楽ストリーミングサービスがいい音で快適に楽しめて、なおかつテレビと連携して、音質の不満を解消してくれること。そしてもうひとつ、その存在を主張しすぎず、ほっとくつろげる心地よい時間を過ごす、という思いを満たしてくれるオーディオだとありがたい。昨今、各社から登場している無線LAN機能を備えた、一体型オーディオシステムなどが有力候補となるが、素直に欲しい! と感じる製品は皆無に近い。果たしてOM...
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特集『トップガン マーヴェリック』再生大研究。美音はもちろん、爆音、轟音も強烈再生。尋常ならざる進化を遂げたソナス・ファベールSonettoシリーズ
【再生システム研究】緻密かつ濃密な感動音響をソナス・ファベールSonettoで体感
音楽先進国イタリアの栄光を背負った意匠と命名のスピーカーで知られるソナス・ファベール。特にデビュー当時は弦楽器の歴史的銘器を愛称としたシリーズが清涼にして芳醇、緻密にして洒脱な音の世界を醸成する能力を誇示し、オーディオ史に特筆されている。
時代は下って、この「音工房」と名付けられたメーカーは、木工キャビネットの立体的造形感を特徴とする小粋な工房作品風から成長して、大型フロアータイプをも積極展開してラインナップが充実。ヨーロッパ伝統の文化的資質を体現しつつ、現代的な応答性を得て幅広い音楽ジャンルへの対応能力...
執筆陣
「客観的な映画鑑賞」から映画世界への「臨場体験」へと昇華させるサラウンドの醍醐味 ─ ソナス・ファベール 5.1ch ─
別記事(HiVi2022年秋号の68ページ)で「5.1chやドルビーアトモス収録の映画作品を2本のステレオスピーカーで鳴らして満足できるのか。その答えはイエスであり、ノーである」と述べた。
そこでここでは、この企画でもっとも安価なスピーカーだったソナス・ファベールのLUMINA IIIをメインスピーカーに据え、同シリーズで組み上げた5.1chシステムをテストしてみることにした。サラウンドスピーカーに用いるのはLUMINA Ⅰ、センター用はLUMINA CENTER、サブウーファーはGravis Ⅰである。
光を意味するソナス・ファベールのLUMINAシリーズで5.1chを組む
ソナス・フ...