【HiVi夏のベストバイ2021】ディスクプレーヤー部門（1）〈20万円未満〉

CD/SACDを再生するための「ディスクプレーヤー」が本部門の該当品だが、PCとつなぐためのUSB DAC機能やネットワークオーディオ機能を持った製品も数多い。Amazon Music HD再生などに対応するモデルもあるので、ストリーミングでの音楽聴取も検討する方はぜひ注目いただきたい

第1位：デノン DCD-2500NE

￥180,000＋税

デノンが長年培ってきたディスク再生にかけるノウハウを盛り込んだミドルレンジのCDプレーヤー。SACDにも対応する自社開発のオリジナルメカを採用し、高剛性なシャーシとアナログ、デジタルそれぞれの回路に分離給電する強力な電源回路を採用。さらに信号経路の最短化により信号の純化を図ってピュアで躍動感に富んだサウンドを再現する。今、20万円以下で買えるもっとも優秀なディスクプレーヤーである。（潮）

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第2位：デノン DCD-1600NE

¥120,000+税

音のよい手頃な価格のSACD/CDプレーヤーが欲しいという音楽好きの友人に相談されたら、いの一番にお勧めしているのが本機だ。上級機で開発された要素技術をスマートに導入し、価格の枠を打ち破る本格的なサウンドを聴かせる。USB DAC機能を省いてディスク再生に特化している点にシンパシーを抱く向きも多いのではないか。（山本）

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第2位：テクニクス SL-C700

¥128,000+税

プレミアムクラスと同社が称するコンポーネント群でCD再生に特化した機種。変化の激しいハイレゾやネットワーク系は別途モデルを用意し、本機は末永く使える専用機。CDファンにはありがたく嬉しい一品だ。熟成の技術で作られているような、まさにスキのないサウンドが特徴的。これぞ専用機の魅力にしてベストバイに相応しい。（亀山）

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第4位：ニュープライム CDT-8

¥120,000+税

メカニズムと電気回路の両面から、音質の敵となるジッターを徹底して抑えたCD専用トランスポートだ。出力端子は同軸、光、AES/EBU、I2SのHDMIと実に多彩で、44.1kHz~768kHz PCMまたは2.8MHz~11.2MHz DSDの間で任意に変換して出力可能だ（光端子は制約あり）。特定の帯域を強調したり、鮮やかな彩りを加えたりすることはなく、生なりの音が持ち味。（藤原）

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第4位：マランツ ND8006

¥130,000+税

CD再生機能とネットワークプレーヤー機能を合体させた時宜を得た複合機。HEOS対応をいち早く果したモデルで、一昨年9月にスタートしたAmazon Music HDにアクセスできることから発売から3年以上経った現在も人気が衰えない。マランツ独自のデジタルフィルターを投入、CD再生、ネットワーク再生ともに安心の高音質を実現。（山本）

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