【HiVi冬のベストバイ2019】プリメインアンプ部門（3）〈40万円以上〉

第1位：デノン PMA-SX1 LIMITED

¥780,000+税

デノンのプリメインアンプの最高峰として君臨したPMA-SX1が、約5年の歳月を経て“LIMITED”として生まれ変わった。外観はオリジナルのSX1とほとんど変わらないが、400箇所以上の部品が変更されるなど、中味はまったくの別物。本体のトップカバーとフット部にはA7075という超々ジュラルミン素材を奢っている。そのサウンドは気張りがなく、おおらか。ここという場面での吹き上がりに余裕があり、大音量でも軸がぶれない。(藤原)

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第2位：オクターブ V80SE

¥1,580,000+税

21世紀ロシア生まれの大型出力管KT150を採用。オクターブのプリメインアンプでは最高級機になる。現代アンプにふさわしい広帯域・大出力と、薄絹の光沢を帯びてしなやかな真空管トーンを両立させた手腕は比類なく見事なもの。独自のバイアス調整機能により、英国原産のビンテージ球KT88や米国原産6550等の音も愉しめる。(高津)

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第3位：リン SELEKT DSM-KA

¥1,100,000+税

4種類から選べる新世代リンDSMの、カタリストDAC入りプリメインアンプ。通常DACヴァージョンとの音質の差は価格差よりも大きく、断然本機を推す。HDMI入力の高音質も好印象だが、今般、リンが独自開発したサラウンド・プロセッシング・モジュール対応が発表された。ホームオーディオの現実に則したリンの高度な合理性に注目。(山本)

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第3位：ソウリューション 330

¥1,980,000+税

スイッチング電源を搭載しながら、大容量のコンデンサーバンクを擁することで、低インピーダンスと低歪みを実現。瞬時電流供給能力がきわめて高い、スイス生まれのインテグレーテッドアンプ。シンプルなパネルフェイスは表面にビス等がいっさい露出していないのが特徴。駆動力の高さとダイナミックレンジは無限大という印象。(小原)

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第5位：プライマー Ⅰ35

¥480,000+税

スウェーデン生まれのシンプルなインテグレーテッドアンプ。内部はスイッチング電源とDクラスアンプの組合せで、最小限のノブとボタンで構成されたオペレーションは、馴れてしまうとひじょうに快適な操作性だ。生成りのコットンのような心地よさと爽やかなサウンドが大きな魅力。ディスプレイは有機ELで、本体は3点支持。(小原)

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