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【春のヘッドフォン祭2023リポート】14F/テクニクス/SFORZATO/スタジオイクイプメント/DELL’ARTE/Music with 規格外/Mix Wave/Acoustune/ANIMA/MADOO/Artio
Technics(テクニクス)
テクニクスは完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ40」と「EAH-AZ60」の2モデルを訴求。いずれも2021年10月頃に発売開始したモデルだが、未だ高い人気を集めていた。AZ-60はノイズキャンセリング機能と、LDACに対応したモデル。振動板には口径8mmのバイオセルロースが用いられている。6mm径PEEK振動板を採用したAZ-40は、ノイズキャンセリングやLDAC搭載ではないものの、小型で軽い付け心地が魅力的だ。
SFORZATO(スフォルツァート)
スフォルツァートは、開発中のトランスポート「DST-Lecerta」を展示。本機をインターネット回線と...
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【Astell&Kern「A&ultima SP2000T」レビュー】アンプモードの切り替えで好みの音色を選べるフラッグシップDAP。半導体と真空管の特性を掛け合わせた、レスポンスと分解能に優れた艶やかなサウンドが楽しめる
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)の定番ブランドとして知られるAstell&Kern(アステル・アンド・ケルン)から、「A&ultima SP2000T」という弩級の新型DAPが登場した。AKシリーズ初となる1つの筐体内に4つのDACチップを搭載する「クアッドDAC構成」を採用し、「トリプルアンプシステム」を搭載するのが特徴となる。
まずは「トリプルアンプシステム」からご紹介しよう。本機は2種類のアンプを搭載しており、それらを使った合計3つのサウンドモードが楽しめるものである。具体的には、たいへん評価の高かった既存モデル「A&ultima SP2000」が採用するアンプ構成を踏襲した...