執筆陣
国産傑作トーンアーム・サエクWE4700、進化して新登場。高分解能で生々しく、迫真の演奏に聴き入る。
サエクコマースから登場したトーンアーム、WE4700。試作機はまず海外で発表され、オーディオファイルの間で話題となっていたものだ。いまも傑作と呼ばれるWE407/23(1980)が原型である。
SAECは、サウンド・オブ・オーディオ・エンジニアリング・コーポレーションの略。デビュー作のWE308トーンアームは1971年頃に登場した。最初期の資料では製造がオーディオエンジニアリング㈱、発売元がカナザワトレイディング㈱となっている。商業を意味するコマースを社名にしたサエクコマースは1974年の設立だ。
型番のWEはダブル・エッジを意味する。初動感度の高いナイフエッジ支持には受け金からの浮き上...
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米国GRAHAM ENGINEERINGの最高峰トーンアーム「PHANTOM Elite Ti」が登場。ヘッドシェル部分を除くアームワンド全体を純チタン材から一体切削加工
ステラでは、米国GRAHAM ENGINEERING(グラハム・エンジニアリング)の最高峰トーンアーム「PHANTOM Elite」にさらなる剛性を付加した上位モデル「PHANTOM Elite Ti」を発売する。受注生産モデルで、価格は10インチが¥2,380,000 (税別、10月1日受注開始)、12インチは¥2,480,000 (税別、12月受注開始)となる。
同社の設計者、ロバート・グラハムはトーンアーム設計にとってもっとも優先すべき要素は「剛性」だと考えている。グラハム・エンジニアリングでは従来、トーンアームのパイプ部分にのみ軽量高剛性のチタン材を使用していたが、今回はTech...
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天才肌の時計職人が送り出す、トーンアームの芸術品。Thales Tonarmから「THALES STATEMENT」が登場。9月からの受注生産で、価格は¥2,400,000
ユキムから、Thales Tonarm(ターレス・トーンアーム)の新製品「THALES STATEMENT」が発表された。有効長230mm、ストレートタイプのトーンアームで、価格は¥2,400,000(税別)。受注生産で、今年9月から注文を受け付ける。
ターレス・トーンアームは、スイスのチューリッヒ州ヴィンタートゥールに拠点を置くブランドで、天才肌の時計職人Micha Huber(ミッハ ・フーバ)氏が創立した。
その初代モデルである「Thales」は、事実上トラッキング・エラー0°を達成したトーンアームで、「ターレスの定理」に基づいた理論を見事に具現化した製品となっていた。その後も「S...
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“XERXES IS BACK!“ ナスペックから、アナログプレーヤー「XERXES」の新世代ラインナップが登場。トーンアームやフォノイコまで揃って、7月10日に発売
1985年の設立以来、30年以上にわたってイギリス・オーディオ界を牽引し続けてきたROKSAN(ロクサン)が日本に帰ってきた。ナスペックがロクサンの取り扱いを開始してからおよそ2年、もっとも多く問い合わせがあったのが、「XERXES」(ザクシーズ)の開始時期だったそうだ。
そのXERXESが、新しい電源である「XPS8」と「Caspian PRM」、そして「SARA」トーンアームを携えて発売される。リファレンスフォノアンプである「Caspian Reference Phono Amplifier」、カートリッジの「Shiraz」も同時発売されている。7月10日発売予定で、それぞれの価格は...
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リンジャパンから、「MAJIK LP12」の付属トーンアーム「MAJIK TONEARM」の単売が決定。「SELEKT DSM」の付属リモコンも発売
リンジャパンから、トーンアームの新製品「MAJIK TONEARM」が4月19日に発売された。価格は¥120,000(税別)だ。
MAJIK TONEARMは、昨年末に発売したレコードプレーヤー「MAJIK LP12」に搭載されていたものだ。リンらしい端正なブラック仕上、アルミ製ストレートパイプ、固定式ヘッドシェルなど、信頼性の高そうなこのトーンアームは、ユーザーの注目を集めるアイテムとなった。以来トーンアームの単体発売に関する問い合わせがあり、その声に応えて発売されることになったという。
これまでの「LP12」や、「AXIS」「BASIK TT」などのユーザーのアップグレードにも最適な...
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サエクコマースから、約40年ぶりとなるダブルナイフエッジ型トーンアーム「WE-4700」が復活した! 定価119万円で、3月末から予約受け付け開始
サエクコマースから、約40年ぶりとなるダブルナイフエッジ型トーンアーム「WE-4700」が発表された。定価¥1,190,000(税別)で、4月末日に発売される(3月末から予約受け付け開始)。
WE-4700は、同社が40年間に開発・発売した「WE-407/23」を原器とした現代版トーンアームだ。
レコード再生でのトーンアームに与えられた要件は、フォノカートリッジが拾った音楽信号を、いかに正確に伝送するかにある。サエクでは、高感度で高剛性を極きわめた独自のダブルナイフエッジ方式を開発し、この要求に応えた。当時は熟練した職人による組み立てと複雑な調整を経て、製品化が実現されたという。
今回の...