執筆陣
リッチでスペクタキュラーなサラウンド再生が想像/創作の音響世界に「血」を通わせる。これこそ一体型AVセンター魅力機 Marantz CINEMA 40の実力だ【HiVi流『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術】
超弩級のセパレートAVセンターAV10+AMP10が話題のマランツ。しかしながら、その流れを汲んだ一体型機CINEMA 40の存在を忘れちゃいけない。11.4chプロセッシング対応9chパワーアンプを搭載したその高い完成度は、現状のAVセンター市場を見渡して、コストパフォーマンスという点で最もバランスの優れたモデルのひとつというのが私の認識だ。そこで今回は本機を使って『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のサラウンドサウンドを存分に楽しんでみたい。
本作のサウンドデザインは、いわばすべて想像/創作の上で成り立っている。その音にいかに“血”を通わせるかがAVセンターの重要な役割といえそうだ...
執筆陣
使い手自身の研鑽を要求するマランツの旗艦機の潜在能力は『映画のリアル』へと直結する。Marantz AVセンター「AV10+AMP10」【HiVi流『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術】
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の魅力はリアルを極めた映像と音響によって舞台となる架空世界に現実感を与えていることだ。物語はシンプルで、アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマスの衛星パンドラにやってきた人類と先住民族であるナヴィとの対立と抗争を描いているが、第2作で舞台を海とするのも、神秘の星パンドラの新たな魅力を体験してもらうためのものと言っていいだろう。
映画におけるリアルとは何だろうか。特に自分の好きなアクション映画に限定すれば、舞台が現実であろうが異世界であろうが、すべて架空のもので、いわば偽物だ。だからこそ現実を超えるリアリティを追求し続ける必要がある。フィクション作品がす...
執筆陣
デノンの中核AVセンター2モデルを7.1.2構成でじっくり聴き比べる。持ち味は異なるが、魅力十分のムービーサウンドだ【HiVi流『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術】
世界のAVセンター市場を牽引するデノンのプレミアムラインとなるAVR-X3800HとAVR-X4800H。いずれも同社の売れ筋モデル、つまり稼ぎ頭となる主力モデルだけに、上級機の開発で培った技術、ノウハウが積極的に投入され、その内容は実に豪華だ。
両モデルともに“お得感”のあるモデルであることは間違いないが、その詳細を注目していくと、「こんなことまで……」と驚かされる部分が少なくない。いずれも内蔵アンプは9ch仕様(2ch駆動時の定格出力はそれぞれ105W×2と125W×2)、プロセッシング能力は最大11.4ch。4系統のサブウーファーは、すべて同じ音を出力する「スタンダード」と、各サブ...
執筆陣
エステロン&ソウリューションで超弩級ステレオシステムを構築。大画面映像に比肩する超強力音響が圧巻だ!【HiVi流『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術】
スペクタキュラーなSFアドベンチャー作という括りでは、到底推し量れない雄大なスケール感を有した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。
その非現実の映像空間に張り巡らされたサラウンドサウンドは、ほぼすべての情報が想像・創作の上で成り立っている。それをマルチチャンネル再生環境で鳴らしてこそ、仮想現実のようなバーチャル・リアリティ感が醸し出されるわけだが、私が今回臨んだのはステレオ再生。しかもハイエンドスピーカーを核とした超弩級システムでの大画面再生である。エステロンのXB Diamond Mk IIがその主役だ。
SPEAKER SYSTEM
estelon
XB Diamond Mk I...