サラウンド再生のための必須コンポーネントAVセンター部門の価格帯分けをリニューアル。市場に合わせた3部門の価格帯分類となった。一部製品では電子部品の供給不足などを受けて受注停止の措置が取られていたが、現在は回復傾向にあるようだ
第1位:デノン AVR-X1700H
¥77,000 税込
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ドルビーアトモスやDTS:Xなどのデコードと5.1.2のシステム構成を可能とする、本格的な3次元サラウンドへの入門機。7台のパワーアンプを搭載しているので、まずはフロア展開で5.1ch再生を楽しみ、やがてグレードアップとして5.1.2の醍醐味も......と自在。オーバーヘッドスピーカー対応は2本だが、これが「ある」と「ない」とでは大違い。感嘆の世界が待つ。軽快でスピーディーな描写タッチはデノンの真骨頂。おススメの入門機だ。(亀山)
第2位:デノン AVR-X2700H
¥99,000 税込
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福島工場の高橋佑規氏が音づくりをリードし、サウンドマネージャーの山内慎一氏が最終確認を行なった。デノンのAVセンターは数年前から基礎体力が向上。特に本機では進化が顕著だ。2ch再生は伸びやかで、クリアーにして、微小信号まで的確。その音調が拡張されたサラウンドも臨場感と実体感表現に優れ、リッチな音場と高音質が両立する。(麻倉)
第3位:マランツ NR1711
¥103,400 税込
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マランツ独自の視点で完成された、ベストセラーを続けるスリムなデザインが特徴のAVセンター。105mmという全高ながら、実用最大出力100W、全チャンネル同一構成の7chフルディスクリートパワーアンプを搭載する。MPEG-4 AACデコード、8K/60p、HDR10+パススルーに対応し、より磐石なスペックとなった。立体的な見通しのよさが音の魅力。(小原)
第4位:ヤマハ RX-V4A
¥66,000 税込
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外観とアンプ回路構成を一新したAVセンターの5chアンプ仕様のエントリーモデル。「シネマDSP 3D」を備え、ネットワークオーディオ機能も持つ。パワーアンプは新設計のハイスルーレートアンプとし、従来機から音質を向上。また、初期設定などをガイドする「AVセットアップガイド」で使いやすさも高めた。(鳥居)
第5位:ソニー STR-DH790
¥61,600 税込
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AVセンターにはめずらしいロングラン製品で、予告なき改良を受けながら成長し続けている。それができたのは、けっきょく基本設計が秀抜だったからといえるだろう。7chアンプの音質とパワーに不足はないし、ドルビーアトモスやDTS:X再生も実現。HDMI系は各種のHDRや4K/60p信号が通るなど、本当に頼もしい。(高津)
第5位:ヤマハ RX-V6A
¥88,000 税込
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外観にとどまらず、筐体、回路構成を全面的に見直した新世代のヤマハ7.1chAVセンター。ドルビーアトモス、DTS:Xの5.1.2再生が可能なほか、ハイトスピーカーなしでも3次元音場が楽しめる「Dolby Atmos Height Virtualizer」機能も備える。そのサウンドは清々しく、開放的。ムービーサウンドでもその持ち味は健在で、S/N感に優れ、空間描写が豊かだ。(藤原)
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