【HiVi冬のベストバイ2019】ワイヤレスイヤホン部門

スマホの普及に合わせてワイヤレス製品が急増。とりわけ左右独立型イヤホンの新機種が続々とリリースされている。ここにネックバンド型や「音に定評のあるイヤホンをワイヤレス化した製品」も加わるワイヤレスイヤホン部門は、夏からトップ5がすべて入れ替わり、2位タイが4機種という大激戦区になった。

第1位：ベイヤーダイナミック XELENTO WIRELESS JP

オープン価格(実勢価格15万円前後)

解像度とダイナミックレンジの改善に向けた独自のテスラテクノロジー搭載に加え、専用アプリ「MIY」によるサウンドパーソナライゼーション機能「MOSAYC」を備えた先進的モデル。音のフォーカスがとにかく明確で、躍動感に溢れた演奏は聴き応え充分。天井の高さ、奥行ともに、良質な響きがストレスなく拡がり、オーケストラの再生では開放感に富んだオープンな空間を満喫できる。ギターの響きも克明で、手の動きまでイメージできるほど。(藤原)

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第2位：ノーブルオーディオ Falcon

オープン価格(実勢価格1万7,000円前後)

ノーブルのテクノロジーとサウンドクォリティを完全ワイヤレスで実現した驚愕のモデル。低歪みを達成した「Dual-Layered Carbon Driver」を採用し、高分解能と立体的なステレオイメージをほどよくバランスさせたのには舌を巻く。低価格帯の完全ワイヤレス機の既成概念を覆す存在といって過言でない。連続再生時間も充分な長さだ。(小原)

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第2位：ゼンハイザー IE 80S BT

オープン価格(実勢価格6万円前後)

ソースに忠実なアキュレイトな音と、約32gの軽量ハウジング、さらに良好な装着感から多くのユーザーに人気を博す「IE80S」。本モデルはそのBluetooth対応版である。旭化成エレクトロニクス社製D/Aコンバーターの搭載や、高音質接続コーデックのAAC、aptX HDに対応するなど、充実したスペックも魅力だ。(土方)

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第2位：シュア SE846+BT2-A

オープン価格(実勢価格10万円前後)

SE846はシュアのフラッグシップモデル。カラー違いや本機のようなBluetooth対応モデルなど多くのバリエーションがある。4基のBAドライバーを搭載し、周波数帯域が広く、原音に忠実なバランス。高度なローパスフィルターの搭載による低域のリアリティが突出して高いことも大きな魅力だ。(土方)

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第2位：ソニー WI-1000XM2

オープン価格(実勢価格3万5,000円前後)

オーバーヘッド型のWH-1000XM3と同じく「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を採用。ノイズキャンセル性能も優秀だが、ハイブリッド型ドライバーの音もかなりの実力。ワイヤレスとは思えない高音質だ。(鳥居)

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