井土紀州監督作『痴人の愛』が、原作誕生から100年の時を経て、新たな解釈を得て映画化。W主演「大西信満」「奈月セナ」にインタビュー
谷崎潤一郎の名作「痴人の愛」が、原作誕生から100年を記念して、井土紀州監督の手によって再び映画化された。脚本は、同じく井土監督による谷崎原作の『卍』でタッグを組んだ小谷香織があたり、井土&小谷のコンビにて、同時センセーショナルを巻き起こした物語を、いまの時代背景に合わせた大胆な新解釈を施し完成させた。ここではW主演――河合譲治を演じた大西信満と、ナオミを演じた奈月セナの二人にインタビューした。
――今日は、公開へ向けてお二人にお話しを伺いたいと思います。よろしくお願いします。まずは、公開を迎えるお気持ちをお聞かせください。
大西信満(以下、大西) よろしくお願いします。みんなで力を合わ...