自らの存在の希薄さに悩む女性が起こした行動の果てに待つものとは? 映画『莉の対』で長編初主演を飾った「鈴木タカラ」にインタビュー
俳優の田中稔彦と池田彰夫がたった二人で始めた映画制作プロジェクトが、構想から2年を経て、3時間を超える長編『莉の対』(れいのつい)として結実し、いよいよ5月末よりテアトル新宿で公開される。本作は、国内公開よりも先に海外の映画祭で高い評価を得ており(第53回ロッテルダム国際映画祭:『最優秀作品賞』タイガーアワード受賞)今回、待望の凱旋公開を迎えることになる。
多くの人物が登場し、それぞれの人生が交錯していった先に、やがて迎える結末とは……? 主人公・松下光莉(ひかり)を演じた鈴木タカラにインタビューした。
――よろしくお願いします。いよいよ国内での公開が迫ってきました。まずは、本作への出演...