執筆陣
【コレミヨ映画館vol.39】 『ポップスター』人気アーティスト、シーアの書き下ろし曲が爆発! 傷だらけでステージに立つ女性シンガーの物語
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第39回をお送りします。今回取り上げるのは、N・ポートマンが渾身の芝居を見せる『ポップスター』。栄光からの挫折…。その出口を求めるかのような鬼気迫るステージを再現。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『ポップスター』
6月5日(金)より、全国順次ロードショー
その昔は人気作『レオン』の、膝を抱えた孤独な少女。そして『スター・ウォーズ』エピソード1~3のアミダラ女王。母親やライバル、演出家からのプレ...
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【コレミヨ映画館vol.38】『星屑の町』 笑って泣いて、そして歌って。昭和の名歌謡曲が満載の人生応援シネマ!
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第38回をお送りします。今回取り上げるのは、昭和な雰囲気が満載の『星屑の町』。熱き昭和40~50年代の名曲が楽しめる珠玉の一作。ヒロインののんもいい味を出しています。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『星屑の町』
3月6日(金)よりテアトル新宿、丸の内 TOEIほかにて全国公開
笑いとペーソス。昭和ムード歌謡ならではの、セロハン紙みたいなスポットライト。山並みに流れるコーラス。おじさん世代だけで...
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若き天才グザヴィエ・ドラン、錚々たる演者を揃えて初の英語作品『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』に挑む【先取りシネマ 第9回】
「恐るべき子ども」と呼ばれた彼が追い続けるテーマとは
2009年、20歳になったばかりのときに、母の愛への渇望と拒絶を描いた第1作『マイ・マザー』を演出、脚本、主演、製作で発表。カンヌ映画祭で評判を呼び、その後も創意に富んだ意欲作を放ってアンファン・テリブル(恐るべき子ども)と呼ばれたグザヴィエ・ドラン7本目の監督作品『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が公開される。
1989年3月20日、フランス語文化圏であるカナダのモントリオール生まれ。今年31歳になるドランのキャリアは、1.演出と主演を兼ねたもの(『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』『トム・アット・ザ・ファーム』)、2.演出のみのもの(...
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【コレミヨ映画館vol.37】『プレーム兄貴、王になる』 大アクションに大群舞。鮮やかな色彩、ハッピーなストーリー! インド映画の楽しさあふれるエンターテインメント
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第37回をお送りします。今回取り上げるのは、とにかくめちゃくちゃに盛り上がるボリウッド大作『プレーム兄貴、王になる』。原点回帰!? の歌って踊っての一大エンターテイメント。スッキリとしたい方におススメの1作。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『プレーム兄貴、王になる』
2月21日(金)全国順次ロードショー
踊る阿呆に見る阿呆(褒め言葉ですよ、最上級の)。1998年本邦公開の『ムトゥ 踊るマハラジ...
執筆陣
【コレミヨ映画館vol.36】『37セカンズ』 世界各国の映画祭で話題に。新人女性監督による、でこぼこ道を進んでゆく少女の物語
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第36回をお送りします。今回取り上げるのは、これが長編デビュー作となるHIKARI監督の『37セカンズ』。ひとりの女性の成長、を明るい視線で描いた注目作となっています。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『37セカンズ』
2月7日(金) 新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
23歳の主人公 貴田ユマは、人気漫画家のアシスタントをして暮らしている。実際はほとんど自分が作画をするゴーストライター。
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アカデミー賞も視野に入る『ジョジョ・ラビット』、“ナチスシンパ”の10歳の少年の目を通してユーモアたっぷりに戦争を描く【先取りシネマ 第8回】
トロント国際映画祭で大賞を受賞!
毎年9月にカナダで開催されるトロント国際映画祭。特徴は大賞のピープルズ・チョイス・アワードが来場者の投票によって選ばれる観客賞であることだ。
この10年間の受賞作には『英国王のスピーチ』『それでも夜は明ける』『ルーム』『ラ・ラ・ランド』『スリー・ビルボード』『グリーンブック』と、翌年のアカデミー賞を席巻した話題作がズラリ。そのためオスカーに最も近い映画祭といわれている。
ノア・バームバック監督のNetflix配信作品『マリッジ・ストーリー』やポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』と競い、2019年の同賞に輝いたのが、タイカ・ワイティティ監督による...
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【コレミヨ映画館vol.35】『ラスト・クリスマス』 ユーモアの奥に混迷の時代を考える味わいも。ワム!とジョージ・マイケルのヒット曲に彩られたラヴ・コメディ
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第35回をお送りします。今回取り上げるのは、この時期にぴったり、ワム!の名曲で彩られた映画『ラスト・クリスマス』。エミリア・クラークの魅力も存分に楽しめる1作。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『ラスト・クリスマス』
12月6日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
ロンドンの雑貨店で働くケイトが出会ったイケメン青年のトム。空を見上げてごらん、という彼との何日間が生涯忘れられぬクリスマスの...
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【コレミヨ映画館vol.34】『ファイティング・ファミリー』 負け犬にも朝日は昇る。プロレス団体WWEの人気女子レスラーをモデルにした実話映画
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第34回をお送りします。今回取り上げるのは、実録スポ根映画『ファイティング・ファミリー』。どん底な境遇から一躍、花型女子レスラーになるまでのペイジの半生を、アットホームに描く注目作。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『ファイティング・ファミリー』
11月29日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
かつてはブル中野らが参戦。いまも中邑真輔、そして女子レスラーのアスカ、紫雷(しらい)イ...
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【コレミヨ映画館vol.33】『テルアビブ・オン・ファイア』 頭の痛いパレスチナ問題を笑いの力でももみほぐせ。対立と和解を考えさせる秀作コメディ
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第33回をお送りします。今回取り上げるのは、収束の見えないパレスチナ問題を、双方の国の出身者たちが描いた『テルアビブ・オン・ファイア』。果たして、笑いは世界を変えるのか? とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『テルアビブ・オン・ファイア』
11月22日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラスト渋谷ほかにて全国順次公開
1947年、米英の主導(というか都合)で中東・パレスチナ地域の分割が国連で...
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殺人ピエロと“負け犬クラブ”、27年越しの死闘のゆくえは──『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』【先取りシネマ 第7回】
故郷を離れ、別々の時間を生きていたメンバーだったが……
前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』でも、この続篇『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』でも、観たひとは“IT”(それ、ヤツ)とは何だったのかと考えるだろう。
1989年の夏から、27年後の2016年に。“ルーザーズクラブ(負け犬クラブ)”の7人は40代になり、それぞれの人生を送っている。
殺人ピエロ、ペニーワイズに弟をさらわれたビルは、ホラー小説家&映画脚本家として(ジェームズ・マカヴォイ)。父親から性的虐待を受けていたベヴァリーは、服飾デザイナーとして(ジェシカ・チャステイン)。おしゃべりな...
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【コレミヨ映画館vol.32】 『ジョン・ウィック:パラベラム』 ニューヨークでも世界でも、全員が敵! 暴力ファンタジーの高みに昇った人気シリーズの第3弾
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第32回をお送りします。今回取り上げるのは、アクションファンにはたまらない、撃ちまくり、暴れまくりのシリーズ第3弾『ジョン・ウィック:パラベラム』。まだまだ続きそうな勢いの注目作。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『ジョン・ウィック:パラベラム』
10月4日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
伝説のヒットマンの復讐劇を、シャープかつ殺しまくりのドシャメシャ・アクションで描いて大ヒット...
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【コレミヨ映画館vol.31】『アナベル 死霊博物館』 呪いの人形との背筋も凍るお留守番。人気の“死霊館ユニバース”最新第7作
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第31回をお送りします。今回取り上げるのは、人気沸騰、呪いの人形にフィーチャーした『アナベル 死霊博物館』。シリーズ最高傑作と久保田さん絶賛の本作を、とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『アナベル 死霊博物館』
9月20日(金)全国ロードショー
夫のエドは、非聖職者としてカトリック教会が初めて認めたという悪魔祓い師。妻のロレインは強力な霊能者。いい夫婦だなあ。いま、映画界でいちばん好きなカップルか...