執筆陣
シルテックのオーディオケーブル「クラシック・レジェンド」は、導体に銀と金の「合金」を採用する新モデル。一挙に純度が高まり情報密度が向上し、録音も生々しさが向上。既存のシステム全体を、まるで別世界に連れ去るよう
クラシック-レジェンド680(CLASSIC-LEGEND)シリーズは、シルテック製品の中核をなすクラシックシリーズの最新世代。その改良点については、①新開発のG9 Silver-Gold導体、②革新的なトリプルレイヤージャケット、③改良された超静音シールド、の3点が謳われている。
導体素材は銀と金による「合金」とのことだが、導体素材としては銀が本体であり、金は銀材料のクラック、隙間を埋める役割のようだ。今回は、「9Nを誇る純度」を維持しながらアニール(焼きなまし)技術を改良したという。導体自身がクラシック-アニバーサリー(CLASSIC-Anniversary)と比べて"最大2倍の太さ...
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シルテックの高純度銀素材ケーブル「クラシック・アニバーサリーシリーズ」は、細部まで輪郭明瞭で俊敏な応答性が得られて、情報量、瞬発力が増した感動を呼ぶ再生
シルテックの銘はシルバー+テクノロジーに由来する。このオランダのメーカーは高純度銀素材に独自の技術を注入。素材にあるクラック(微小な隙間)については金を流入させることで、金銀混成導体を完成させている。現在それはG7と呼ぶ世代に進化している。また絶縁体にも独自の発想があり、テフロンとカプトンの2層巻きとシールドの多層構造を採用する。絶縁特性が良すぎると帯電を起こしやすくなり、機械的な振動や音声電流にともなう悪影響が難題とされる。そこで薄くて柔軟性のある絶縁体とともに、その帯電を抜くための多重シールドという発想も必要になるわけだ。
シルテック
CLASSIC
550i-RCA2.0M
¥25...
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ゾノトーンが、超高純度7Nクラスの銅線材を採用したオーディオケーブル「7NAC-Shupreme X」を発売。RCAタイプは1mペアで¥170,000(税別)
ゾノトーンは、同社オーディオケーブルの新フラッグシップとなる「7NAC-Shurepme X」シリーズを発表した。価格はRCAタイプが¥170,000(1m、ペア、税別)、XLRタイプが¥180,000(1m、ペア、税別)で、発売は11月下旬頃の予定。
7NAC-Shupreme Xは、今年3月に生産完了となった「7NAC-Shupreme 1」の後継モデルで、線材には古川電工製の高純度無酸素銅「PCUHD(Pure Copper Ultra High Drawability)」を採用している点が特長だ。
PCUHDは耐火物を一切使用しない鋳造工程と熱間押出・圧延工程を通さない後加工工程...