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スピーカー部門(3)<ペア20万円以上40万円未満>第1位 クリプトン KX-3Spirit

¥385,000(ペア)+税

ココがスゴイ!!

KXシリーズの代表作。現代の名品スピーカーだ(高津)

こだわりの日本生産。仕上げの美しさも魅力(藤原)

オプション対応のサラウンド再生は驚異的(山本)

 

特選 麻倉怜士

クリプトンは今や、ジャパンスピーカーの星だ。旺盛な開発力にて、多くの傑作をものにしている。クルトミューラー製コーンウーファー+アルニコマグネット+密閉型というコンストラクションに同社のエッセンスを投入。「Spirit」名はビクター時代からこだわりの象徴だ。エンクロージャーの「スモークユーカリ」は木目が美しいだけでなく、音響的性能も上等だ。音の粒子に力感が宿り、スマートで快活。ヴォーカルのクリアーさ、伸びのよさが印象的。

BEST1 潮晴男

メイド・イン・ジャパンにこだわるクリプトンの中核を担うモデル。「Spirit」になり、トゥイーターの振動板に上位機と同じくリングラジエーターを採用するなど細部にリファインが施された。ウーファーにはアルニコマグネットの磁気回路と17cmサイズの振動板のためにクルトミューラー製のコーン紙の中央部分だけを切り抜いて使うという徹底ぶりを貫いている。このスピーカーが奏でるヴォーカルは絶品。ふくよかで艶があり、ニュアンスの豊かなサウンドを再現する。(潮)

推薦 小原由夫

7年ぶりにモデルチェンジした同社スピーカー・ラインナップの中堅機。ふたつのドライバーの磁気回路がアルニコマグネットという点は、開発担当エンジニアのこだわりの要素だが、トゥイーターにリングラジエーターを採用したのは、ハイレゾ再生に対する柔軟な姿勢の現れである(先代のソフトドーム型では、35kHzまでだった)。エンクロージャーに使われた針葉樹系ボード突き板材も音質検討により選ばれたもの。実に心地よい響きだ。

特選 亀山信夫

ユーカリの木肌の化学処理で浮き出した鮮やかな木目。そのスモークユーカリの美しい塗装仕上げが魅力の最新作。ロングランを続けるKX-3シリーズの第5世代機である。上位機で開発された砲弾型イコライザー付き35mm径ピュアシルク・リングダイヤフラム型トゥイーター搭載でハイレゾ音源の超高域再生にも対応。密閉型エンクロージャーやアルニコ磁石やペーパーコーンなど贅沢な基幹技術は継続採用のうえ、熟達の技が盛りだくさんの傑作である。

特選 高津修

MUSIC MONITORを名乗る、というより基本精神とするクリプトン・スピーカーの中核モデルがこれ。設計者はコーラル音響のベータ8からスタートして後、名高いビクターSXシリーズを長く手がけた練達のエンジニアだ。アルニコ磁気回路やクルトミュラーコーンその他、構成素材に対する峻烈なまでのこだわりとシステムチューニング技術の鮮やかさは、もはや余人遠く及ばずの域。KXシリーズの代表作といっていい現代の名品が当機である。

BEST1 藤原陽祐

クルトミューラー製コーン紙、アルニコマグネットを投じた磁気回路、そして密閉型エンクロージャーと、一貫した設計思想を貫きつつ、徹底して日本生産にこだわるクリプトンの小型2ウェイのブックシェルフ。スピーカーとしての作りのよさは、そのまま雑味のない透明感に溢れたサウンドから感じ取れる。とにかく反応が素早く、アップテンポのリズムも足どりが軽やか。本物のピアノフィニッシュに迫る仕上げの美しさも大きな魅力だ。

BEST1 山本浩司

日本が誇る熟練スピーカーデザイナーによる密閉型2ウェイ機の傑作モデル。本機は7年ぶりにモデルチェンジした第5世代機で、ドームトゥイーターが超高域まで素直に伸びたリングラジエーター型に換装された。ウーファーともども贅沢なアルニコ内磁型磁気回路を積んで、音の立ち上がり特性のよい俊敏なサウンドを聴かせるが、本機最大の魅力はヴォーカルの生々しく滋味深い再現。映画再生にも本機ならではの魅力が味わえる。

特選 和田博巳

クリプトンのKXシリーズは発売以来一貫して密閉型2ウェイという基本スタイルを守る、今時たいそう貴重、かつ高品位な音が魅力大のスピーカーシステム。なかでもKX-3は完成度が高く人気も高かったが、そのKX-3が35mmピュアシルクリングドーム型トゥイーターを搭載した待望のモデルがKX-3Spirit。50kHzの超高域までスッと伸びた高域と、クルトミューラー製コーン採用による弾みと伸びのよい低音が本機の大きな魅力だ。

※HiVi ベストバイの選考は、★(ベストワン)、◎(特選)、○(推薦)の3種類があります

 

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