プリメインアンプ部門(1)<20万円未満>第1位 エラック DS-A101-G
¥138,000+税
ココがスゴイ!!
すこぶる便利で音質品位の高さも特筆したい(高津)
「AUTO BLEND」機能のスマートさに注目(山本)
SpotifyやBluetoothも内蔵した超多機能機(和田)
BEST1 麻倉怜士
エラックがアンプをつくると、ここまでユニークになれるのかの典型が本機。スピーカーと部屋との関係から自動音場補正する「AUTO BLEND」機能の効用はひじょうに大きく、使用後は音場の見渡し感が飛躍的に向上し、音楽の細部までクリアーに描かれる。新たにサブウーファーを含む2.1ch再生に対応したドルビーデジタル再生機能もユニークで、映画鑑賞用に有用だ。デジタルアンプの高効率とアナログアンプの音質のよさを併せ持つ「BASHテクノロジー」も大いに効いている。
特選 潮晴男
横幅わずか214mmというコンパクトなサイズは前作同様だが、リファインを施し新しいサウンドに生まれ変わったエラックのプリメインアンプ。アナログ、デジタルいずれの入力にも対応し192kHz/24ビットまでのハイレゾ音源を受け付ける。サブウーファー出力も備えているので映像ソフトの再生にも最適。コンパクトだがスケール感をよく再現するし、ヴォーカルソフトでは小粋なサウンドが楽しめる。
BEST1 小原由夫
先代から外観はほとんど変わりなく、内蔵デジタルパワーアンプも80W×2と同一。では、何が違うのかということだが、Wi-Fiネットワーク等を経由してミュージックサーバーやRoon Serverとの接続が可能になるなどの現代的なフィーチャーを備えることで、よりヴァーサタイルな魅力が増したプリメインアンプとなった点。そうした一連の操作がタブレットやスマートフォンで可能なことも、今日的アンプの在り方を体現している。
BEST1 高津修
サラウンド再生と直接関係はないのだが、それとは別に趣味のよいオーディオシステムを構築したい時にすこぶるべんりで魅力的。アナログやS/P DIF(同軸/光)の入力装備はもちろんのこと、Roonサーバーに有線、無線で接続でき、Bluetoothオーディオにも対応するステレオプリメインアンプである。そこまでは今様の域かもしれないが、特筆すべきは音質の品位が高いこと。ていねいに磨かれてキメこまかく、ニアフィールドの醍醐味を存分に味わえる。
特選 藤原陽祐
音のよさで人気を集めたDAC内蔵プリメインアンプ、EA101EQ-Gがこの春、DS-A101-Gへと生まれ変わった。Wi-Fiおよび有線LAN入力を備え、NASやPCなどのサーバーに保存した音楽ファイル再生をサポート。さらにRoon Ready、Spotify Connect、Airplayにも対応し、専用スマホアプリで操作可能だ。雑味のない鮮度の高いサウンドは健在。ウッドベースが軽やかに躍動し、ストレスなく空間に拡がっていく様子は実に清々しい
BEST1 山本浩司
同社が「BASHトラッキングアンプ」 と呼ぶスイッチング電源を積んだAB級増幅回路採用の注目アンプ。Roon Ready仕様のネットワークオーディオ対応機で、加えてドルビーデジタルデコーダー搭載により5.1chコンテンツの2.1ch再生も可能。また「AUTO BLEND」機能がスピーカーとサブウーファーのクロスオーバー周波数と位相を最適化、部屋固有の定在波の影響によって生じる200Hz以下のピーク成分を除去するそのスマートさにも注目だ。
特選 和田博巳
本機はきわめて多機能なハーフサイズのプリメインアンプ。アンプ部はエラックがこれまでもサブウーファーなどで採用してきた「BASHトラッキングアンプ(AB級アンプ+スイッチング電源)」で、出力は80W(8Ω)×2。最大の特徴はネットワークプレーヤー機能の搭載で、Roon Readyにも対応。NAS等のサーバーに保存した音源の再生に加えSpotify ConnectやAirplayにも対応し、Bluetoothも内蔵する。軽快にして闊達な音が楽しい。
※HiVi ベストバイの選考は、★(ベストワン)、◎(特選)、○(推薦)の3種類があります
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