【HiVi夏のベストバイ2019】D/Aコンバーター部門（2）〈20万円以上60万円未満〉

第1位：マイテックデジタル BROOKLYN DAC＋

オープン価格（実勢価格27万円前後）

現代DACの中でも格段の高品質。情報量が多く、剛性感の高い、明確で明瞭なサウンドで、MQAを含む、あらゆる音源を賢くデコードする。なぜこれほどの音が再生されるのか。創業者で設計者のミハウ・ユーリビッチ氏の特別な音質深耕方法がポイントだ。アナログテープマスターを再生し、ADC→開発DACを経るルートと、アナログケーブルで直結したルートを用意し、前者が後者に限りなく近づくようにDACをチューニングするのだ。それこそが、きわめてリニアリティの高い音再生の秘密だ。（麻倉）

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第2位：コード Hugo2

オープン価格（実勢価格30万円前後）

英国のハイエンドブランド、コード・エレクトロニクスのポータブルDAC。DAC回路は汎用のICに頼らず、 FPGAを駆使した完全なオリジナルで、768kHz/32ビット PCM、22.6MHz DSDのネイティブ再生をサポートしている。そのサウンドは気張らず、穏やか。とりわけ微小信号の再現性には傑出したものがあり、その場の気配、空気感まで描き出す。（藤原）

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第3位：エクササウンド e32mk2

￥494,000＋税

サイズと外観からは想像のできない魅惑のサウンドを奏でるUSB入力付きD/Aコンバーターである。ESSテクノロジー社のDACチップES9028PROを採用し、アナログの信号処理回路を見直すことで総合的な音質向上を図っている。ジッターを低減する「Femto Clock」も取り入れ、動特性を重視していることも特徴だ。（潮）

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第4位：ソウルノート D-1N

￥320,000＋税

ESSテクノロジーの高級DAC素子ES9038PROをモノモードでL/R独立配置、クロックや電源にも物量を投入した抜群の音のよさを誇る注目DACが「N」タイプに生まれ変わった。すなわち同社独自のNOS（ノン・オーバーサンプリング）モードを実装したわけだ。量子化ノイズの悪影響を感じさせないNOSモードの鮮烈なサウンドに心底たまげました！（山本）

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第5位：ラックスマン DA-06

￥300,000＋税

バーブラウン社製のPCM1792Aを左右独立して配置し、差動動作でチャンネル間の干渉を排除したUSB入力付きD/Aコンバーターである。PCMは384kHz/32ビット、DSDは5.6MHzにまで対応。ジッターの低減に注力しつつ、バランス構成のアナログ信号処理回路や電源部の強化により、安定した動作と確かなエネルギー感の実現を目指した。（潮）

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