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ビビッド・オーディオのエントリーモデル、KAYA S12。スピーカーの存在を消し去るような視覚的描写でワイドな空間を演出
南アフリカで誕生し、現在はオランダにヘッドクォーターを置くビビッド・オーディオ。伝説的なノーチラスを開発したB&W出身のローレンス・ディッキー氏は、英国に住み同社製品のサウンドデザインに携わっている。
KAYA(カヤ)はビビッド・オーディオのエントリーシリーズで、ここで紹介するS12は最新のコンパクトな2ウェイ機だ。ポリウレタンのレジンを使ったキャスト製法のエンクロージュアは平面を持たず、本体重量は6kgと軽量。
搭載するドライバーは同じアルミニウム合金製の振動板を採用しており、高域は26mm口径で低域は13cm口径である。本国の資料では低域が10cm口径となっているが、サラウンド(エッ...