執筆陣
ビビッド・オーディオのエントリーモデル、KAYA S12。スピーカーの存在を消し去るような視覚的描写でワイドな空間を演出
南アフリカで誕生し、現在はオランダにヘッドクォーターを置くビビッド・オーディオ。伝説的なノーチラスを開発したB&W出身のローレンス・ディッキー氏は、英国に住み同社製品のサウンドデザインに携わっている。
KAYA(カヤ)はビビッド・オーディオのエントリーシリーズで、ここで紹介するS12は最新のコンパクトな2ウェイ機だ。ポリウレタンのレジンを使ったキャスト製法のエンクロージュアは平面を持たず、本体重量は6kgと軽量。
搭載するドライバーは同じアルミニウム合金製の振動板を採用しており、高域は26mm口径で低域は13cm口径である。本国の資料では低域が10cm口径となっているが、サラウンド(エッ...
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ビビッドオーディオKAYAシリーズの小型2ウェイモデル「KAYA25」が10月15日に発売。“すべての音域で、透明な音”の再現を目指す
ビビッドオーディオから「KAYA」シリーズの末弟モデルとなるスピーカー「KAYA25」が発表された。価格は¥1,100,000(ペア、税別、スタンダードカラー)で、10月15日に発売される。
KAYAシリーズは、ビビッドオーディオの設計者であるローレンス・ディッキーの新たな思想に基づいたラインナップで、KAYA25はもっとも小型の2ウェイ構成となる。トゥイーター、ウーファーの両方に独自技術のアブソーバー・チューブを搭載しており、広大なダイナミッグレンジと深いベースサウンドを再生するという。
ウーファーユニットにアルミ振動版のC125Dドライバーを搭載している点もポイントだ。これは従来GI...