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【麻倉怜士のCES2020レポート10】JVCケンウッドの「EXOFIELD」が、遂にイマーシブに進化。バーチャルに拡がるチャンネルは7.1.4を採用
ものみなイマーシブサラウンドに行く時代。ついにヘッドホン・テクノロジーの最先端を走る、JVCケンウッドの頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」が、2chバージョンから、イマーシブサラウンドバージョンに進んだ。
個人特有の頭部伝達関数(HRTF)を実際に計ることによって、リスニングルームで眼前にスピーカーを聴いているような体験を得るというのが、そもそものEXOFIELDのコンセプトだ。新しく欧米で発表されたEXOFIELDは、ワイヤレスシアターシステム「XP-EXT1」。2chがイマーシブサラウンドになっただけでなく、頭部伝達関数の採取方法が革命的に簡略化された。
ま...
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【OTOTEN2019リポート】JVCケンウッドはふたつのブースを設置。G410では7.1chを再現できる「EXOFIELD」を、D401ではウッドコーンシステムが体験可能
G410 「EXOFIELD」
本日(6月30日)まで東京国際フォーラムで開催中の「OTOTEN2019」。JVCケンウッドは、G410とD401のふたつのブースを設置、それぞれ内容の異なる展示を行なっている。
まずG410は、最近の同社製品で人気の高いイヤホン、ヘッドホンがずらりと並んでいる。その中でオーディオビジュアルファンに体験して欲しいのは、同社独自の頭外定位音場処理技術「EXOFIRLD」(エクソフィールド)だ。
「EXOFIELD」は、耳の中に小型のMEMSマイクをセットし、テスト信号を測定することで人によって異なる聴取特性を判別する。これによりオープン型・密閉型といったヘッ...