執筆陣
トライオード 真空管アンプ TRZ300W。ロングセラー300Bパラレルシングルの後継機。直熱3極管の清らかな温もりを浸透させる
300Bのパラレルシングル出力で、1994年の創業以来22年間におよぶロングランを記録したVP300BDの後継機。ラインレベル入力4系統に加え、半導体増幅によるMM仕様のフォノイコライザーを内蔵してアナログディスク再生にも対応したインテグレーテッドアンプである。さらにMAIN IN端子を備え、パワーアンプとしてもつかえる。通常の入力選択とミュートおよび音量調整ができるリモコンも付属する。
パワーアンプ部は12AX7のSRPP入力と12AU7パラレル接続のドライバー、そしてトライオード・オリジナル銘の300Bパラレル出力段からなる3段増幅で、軽くオーバーオールのNFBをかけてある。上位ヴァ...
執筆陣
UESUGI TAP103 現代の映画音声にも美質を発揮する逸品
真空管アンプの音は映画の音となじみがいいのかどうか。それはホームシアター趣味の黎明期から問われてきたお題だ。録音機材やモニターアンプが真空管式であった時代の作品ならば、真空管アンプが上座を占めることに違和感は少ないだろう。しかし強烈な音がてんこもりの最新デジタル音声を、超広帯域の現代型スピーカーで再生するとなるとどうだろうか? “往年の名優の肉声感が上等”とか“しっとりつややかなトーンが最高!”だけでは不足だろう。
ではこのウエスギTAP103はどうだろうか。なにしろ300Bシングルのステレオアンプである。300Bは映画館のアンプ用に開発された古典名球の鑑のような存在だ。趣味のオーディオ...
執筆陣
サウンドウォーリアから、真空管式アンプと小型スピーカーをセットにした「SWL-A1SET1」が登場。リビングオーディオに最適なサイズとサウンドを備えている
城下工業は、同社のオーディオブランドであるSOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)から、真空管式プリメインアンプ「SWL-AA1」と、バスレフ型スピーカー「SWL-SA1」をセットにしたリビングオーディオシステム「SWL-A1SET1」を発売する。10月18日からの販売予定で、価格は¥150,000(税別)。
SWL-AA1は、ソニーで数々の製品デザインを手掛けた天沼昭彦氏をプロダクトデザイナーに迎え、真空管の持つ暖かさをA4サイズのボディにまとめた製品だ。一方のSWL-SA1は、「リビング等での会話を邪魔しない自然な響き」「広帯域再生によるリアリティさの追求」「中核機種SWL-...
執筆陣
SOUND WARRIORから、リビングで心地いい音楽を再生する真空管プリメインアンプが登場。「SWL-AA1」は4月5日発売で、価格は¥98,000
城下工業は、自社オーディオブランド「SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)」の新たなラインナップとして、真空管プリメインアンプ「SWL-AA1」を4月5日(金)より販売する。価格は¥99,800(税別、予価)となる。
SWL-AA1は、SOUND WARRIORシリーズの第一弾である真空管アンプ「SW-T10」から10周年を経た今日に、普段使いできる真空管アンプとしてデザインされた。真空管のもつ優しく深い音色は、リビングやダイニングでの会話の妨げにならず、さり気なく、心地よく音楽を楽しめるとのことだ。
その特徴は以下の通り。
●真空管は6BQ5を2本、12AX7を1本採用し、5...
執筆陣
FX-AUDIO-、選別管を使った限定生産の真空管アンプ「TUBE-00J LIMTED」を11/21に発売。価格はなんと7480円!
FX-AUDIO-から、真空管アンプ「TUBE-00J LIMTED」が11月21日に発売される。価格は¥7,480(税込、電源アダプター別売)。
TUBE-00J LIMTEDは、同社の真空管ラインアンプのスタンダードモデル「TUBE-00J」をべースに、内部パーツを高品位部品に換装したほか、真空管自体も軍用選別グレード品にするなど、音質向上を狙った限定生産機。
TUBE-00J LIMTEDの主な特徴
<Burr-Brown社製「OPA627AU」に合わせたチューニング>
オペアンプには、ハイエンドオーディオ製品で採用され音質に定評のあるBurr-Brown社(現Texas Inst...