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4K8Kの高精細映像は、いいサウンドと一緒に楽しむべきだ。映像配信高度化機構の検証実験に参加して、そのことを痛感した:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート30
3月上旬、一般社団法人 映像配信高度化機構(Nex CDi-F)の事業展開委員会による、関係者向けの試聴体験会が東京・大泉学園の東映デジタルセンターにて開催された。映像配信高度化機構とは、4K8Kや3D、多チャンネル立体音響などの送受信に関する規定、仕様の検討や実証・開発等を進め、大画面上映の普及推進を支援することを目的にした団体だ。今回の試聴会は、そんな4K8K映像を配信する場合に、マルチチャンネルサラウンドをどのように組み合わせたらよいのかをテーマにした実験だという。そこではどんな検証が行われていたのか、麻倉怜士さんによる現場潜入リポートをお届けする。(編集部)
麻倉 今日は映像配信...
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「フレッツ・テレビ」で、9月から新4K8K衛星放送のBS/ 110度CS左旋4K・8K放送の提供を開始。専用アダプターは9000円で2モデルをラインナップ
スカパーJSAT、東日本電信電話(株)(以下NTT東日本)、および西日本電信電話(株)(以下NTT西日本)は、光回線を使ったテレビサービス「フレッツ・テレビ」において、今年9月1日より、新4K8K衛星放送のうちBS/ 110度CS左旋4K・8K放送の提供を開始すると発表した。
これにより、「フレッツ・テレビ」では、現在放送されている新4K8K衛星放送全チャンネルの受信が可能となる。
なお、視聴には専用のアダプターが必要で、8月26日より予約を受け付ける予定だ。アダプターはDXアンテナ社製とミハル通信社製の2種類がラインナップされ、価格はどちらも¥9,000(税別)となる。
接続は、ONU...
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スカパーJSAT、NTT東日本、NTT西日本と共同で、光回線を使った「新4K8K衛星放送」の同時再放送を発表。左旋円偏波については来夏対応予定
左旋の「新4K8K衛星放送」は周波数変換して伝送、専用アダプターで復調する
スカパーJSATは、本日、NTT東日本、およびNTT西日本と共同で会見を行ない、今年12月から始まる「新4K8K衛星放送」を、NTT東西が展開するFTTH(光ファイバー)を使った「フレッツ・テレビ」によって同時再放送を行なうと発表した。
新4K8K衛星放送のうち、これまでの右旋円偏波を使って行なう放送については、そのまま同時再放送を行なうことで受信できるようになるが、新たに始まる左旋円偏波については、右旋よりも高い周波数を使って伝送が行なわれるため、受信するためには、家庭内の配線を高周波帯に対応したものに一新する...