第1位:フィーオ FH9
オープン価格(実勢価格9万4,380円前後)
BAドライバーを6基、ダイナミック型ドライバーを1基組み合わせた同社のフラッグシップ・インイヤーモニター機。独特のカッティングが施されたシェルは純チタン製で、セミオープン構造が特徴。ノズル部分に仕込まれたサウンドフィルターが交換可能という点も魅力だ。スッキリとして鮮度の高さが印象的な高分解能サウンド。(小原)
第2位:NFオーディオ NE4 Evolution
オープン価格(実勢価格9万9,800円前後)
フェイスプレートに電気回路が組み込まれ、4基のBAドライバーのチューニングを切り換えるという斬新な提案を盛り込んだイヤホン。フェイスプレートは赤、ブルー、黒の3タイプ付属。今回は黒色の「Reference」で聴いたが、広い空間がすき間なく良質な音楽で埋めつくされる感じが実に新鮮。女性の歌声はほんのりと暖かく、聴き心地がいい。(藤原)
第2位:フィーオ FD7
オープン価格(実勢価格8万6,900円前後)
シングルドライバー構成のFDシリーズの最上位モデル。12mmピュア・ベリリウム振動板を採用し、独自のアコースティック・プリズム・システムを採用する。情報量豊かな音を実に生き生きと鳴らす音質のよさが大きな魅力。さらに音道管3種、イヤーチップ6種と音質カスタマイズのためのパーツがきわめて充実している。(鳥居)
第2位:64オーディオ Duo
オープン価格(実勢価格16万5,000円前後)
9mm径ダイナミックドライバーと、独自のBAドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド構成のユニバーサルIEM。IEMとしては珍しい開放型で、ハウジングのパンチングメッシュの仕上げがなかなか素敵だ。特定の色合いを感じさせないニュートラルな音調。ワイドレンジ志向ではないが、帯域バランスは良好で、声のニュアンスの表現がいい。(藤原)
第5位:オーデジー EUCLID IN-EAR
オープン価格(実勢価格19万8,000円前後)
外装シェルが大きく、人によっては耳にフィットしにくいかもしれないが、音は抜群によい。特許取得済みの18mm径平面磁界型ドライバーとアルミ削り出しボディを採用している点が最大のセールスポイント。コネクターはMMCX型だ。ヴォーカルの実体感が出色で、繊細さもあるが、ダイナミックな再現ができるのもいい。(小原)
第5位:フィットイヤー TG334
オープン価格(実勢価格15万4,000円前後)
カスタムインイヤーモニターの醍醐味をより身近に味わえるよう企画されたユニバーサルタイプのイヤホン。高域減衰を抑えつつ、ユニット間の干渉を排除するチタン製「ダイレクトHFチューブ」を組み込んだ特許取得構造を採用。楕円形断面とした「オーバル3Wayステム」も相まって、抜群のフィット感と高分解能を両立させた。(小原)
第5位:ゼンハイザー IE 600
オープン価格(実勢価格9万9,880円前後)
完全ワイヤレスイヤホンの存在感が増す昨今だが、音質においてはワイヤードタイプのイヤホンに分がある。本モデルは先に発売されたIE 300/900同様にレゾネーターチャンバーを採用した最新モデル。一聴して解像感が高い音でサウンドステージや音像表現も立体的だ。ハウジングもコンパクトで完成度が高い。(土方)
第5位:ゼンハイザー IE 900
オープン価格(実勢価格21万4,500円前後)
ドイツの名門のフラッグシップイヤホン。3年半もの開発期間を経た成果はその音に現れている。アルミブロックからの削り出されたハウジングと48kHzもの高域特性を持たせた7mmの新型ダイナミック型ドライバーから、大型の高性能ヘッドホンを彷彿とさせる圧倒的な音質を聴かせてくれる。(土方)
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