第1位:シャープ 4T-C42EQ2
オープン価格 6月25日発売
日本で要望の高かった有機ELの42インチモデル。優れた放熱効果が得られる自社モジュール構造ではないが、映像を映し出すセル部分は最新版で、パネルメーカーが呼ぶところの「OLED EX」仕様。実際の映像をみても、白ピーク、中間調ともに明るさに余裕があり、より艶のある色再現が確認できる。そして、なによりそのきめ細かさ、緻密さは圧巻。2ウェイ4スピーカーによる音声システムは、ユニット、エンクロージャーともに強化され、音の鮮度が向上している。(藤原)
第2位:パナソニック TH-48LZ1800
オープン価格(実勢価格31万円前後) 6月発売
パナソニックの有機ELテレビ48型モデルとして、初めて上部にイネーブルドスピーカーを搭載。「オートAI画質」の採用のほか、前後の映像との相関でノイズか映像の細部かを判別し、ノイズの少ない精細な映像を再現する映像解析機能を持つ。HDR10+の映像でも独自の処理を加えることで、より高コントラストな映像を再現する。(鳥居)
第3位:ソニー KJ-48A9S
オープン価格(実勢価格23万円前後)
2020年にリリースされた、ソニーの有機ELディスプレイの中で一番の小型モデル。その他の大型機同様スタイリッシュなデザインにまとめられ、X1 Ultimateと呼ぶ画質プロセッサーと独自のパネル制御技術を用いることで、有機ELらしい暗部の再現力に優れた映像を描き出す。また動画アプリの高速起動もユーザーには歓迎されるポイントである。(潮)
第3位:東芝 48X9400S
オープン価格(実勢価格26万5,000円前後)
画質担当エンジニアの知恵と経験が存分に盛り込まれた成熟画質。美肌をアピールするホワイトバランスの管理など見事のひと言だ。「おまかせAI」のよく練り上げられた懐の深い画質も他社の追随を許さない。レグザでもこのX9400Sシリーズだけに採用された外部スピーカー端子を積極的に活用したい。この音も出色なのである。(山本)
第5位:東芝 48X8900K
オープン価格(実勢価格23万1,000円前後)
低反射有機ELパネルを採用したX8900Kシリーズの最小モデル。高コントラストながらも映り込みを抑えた仕様は、近接視聴となるパーソナルユースにはちょうど手頃な感じだろう。中身は充実しており、レクザエンジンZR1によるAI、各種“ビューティ”機能のオンパレード。自動録画機能も盛り沢山で、いたれりつくせりのレグザである。(小原)
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