【HiVi冬のベストバイ2021】イヤホン部門（2）〈2万円以上5万円未満 [税込2万2,000円以上5万5,000円未満]〉

第1位：ユニークメロディ 2HT

オープン価格（実勢価格36,900円前後）

ユニットはダイナミック型とBA（バランスド・アーマチェア）型を組み合わせたハイブリッド構成。ゆったりとした落ちつきのあるサウンドが持ち味。低音はよく伸びるが、極端なチューニングではなく、帯域バランスは癖のないピラミッド型。ベース、バスドラともに不自然なブースト感はなく、分解能が高い。声のニュアンスも繊細、響きの描きわけもなかなか意欲的だ。（藤原）

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第2位：フィーオ FD5

オープン価格（実勢価格4万3,000円前後）

FDシリーズのフラッグシップモデル。ベリリウムコーティングエッジ&DLC振動板を採用した大口径12mmのダイナミック型ドライバーをはじめ、セミオープン型のハウジングや、交換可能な音道管による音質調整など、さまざまな技術が盛り込まれている。情報量豊かで雄大なスケールで音楽を鳴らす。質感の高いデザインも優秀。（鳥居）

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第3位：アウネオーディオ Jasper

¥34,900 税込

10mm径のダイナミック型ドライバーには、「マルチグラデーションブイアフラム」「ウルトラリニアーマグネティックシステム」といったスピーカーシステムを範とするテクノロジーが採用されている。ヴォーカルが実に艶っぽい。エネルギーバランスに偏りがなく、しかも高分解能。ハウジングに施された鱗のようなカットも斬新だ。（小原）

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第3位：ベントコンダクター Ethereal

¥38,000 税込

「空気のように軽くて綺麗なもの」というネーミングのイヤホン。アルミブロックCNC加工のシェル内部には、自社設計の10.6mm径ダイナミック型ドライバーを搭載。マグネシウム/アルミ合金とチタン合金を組み合わせたそのドライバーは、「広くて自然な音」をコンセプトに設計されたというが、確かにアコースティックな質感再現がいい。（小原）

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第3位：シュア AONIC 4

オープン価格（実勢価格3万2,800円前後）

シュアとしては初めてのハイブリッドドライバー構成を採用。フィット感に優れた装着性の高さはそのままに、よりダイナミックで力強いサウンドを楽しめる。ミドルクラスの位置づけながらニュートラルな音質とグルーヴ感に溢れたサウンドは、音楽を楽しく聴かせてくれる点で上位モデルにも迫るパフォーマンスを持っている。（鳥居）

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第3位：TFZ KING RS

オープン価格（実勢価格3万4,000円前後）

完全ワイヤレスタイプの人気上昇に伴ない、ワイヤードタイプのイヤホンはよりコアなファンに訴求するモデルが増えている。2015年に中国深セン市に設立された新進気鋭のブランドTFZが放つ本モデルは、その代表格。ブランドの女神ロゴの装飾が施されたユニークなハウジングと、外観どおりのアグレッシブな音質が魅力。（土方）

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