シュア・ジャパンは、有線タイプのイヤホンの新製品「AONIC 3高遮音性イヤホン」「AONIC 4高遮音性イヤホン」「AONIC 5高遮音性イヤホン」を発売した。価格はオープンで、それぞれの実勢価格はAONIC 3が¥19,800前後、AONIC 4は¥54,800前後、AONIC 5は¥54,800前後となる。

 今回のAONICシリーズは、オーディオファンが求めるさまざまなリスニングスタイルに合わせて選べるようにラインナップされた製品群。

 主な特徴を記すと、AONIC 3はシングルドライバー(BA)で小型筐体を実現。AONIC 4はデュアルドライバー(DD+BA)で、低域から高域までのレンジの広さとボーカルの存在感を明瞭に感じられる再現性を。AONIC 5は、トリプルドライバー(BA×3)によって、広大なサウンドエリア(音場感)を体感できるようなチューニングになっているそう。着脱式のノズルによって(3種類を同梱)、好みの音調に整えられる。

 なお、3モデルともケーブルの脱着に対応し、コネクターはMMCX仕様、プラグは3.5mmステレオミニとなる。以下、それぞれの製品の特徴を紹介したい。

 AONIC 3は、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを1基搭載したシングル仕様のイヤホン。同社有線イヤホンの中では、もっとも小型なボディとなり、装着性も高められている。

AONIC 3高遮音性イヤホンの主な仕様
トランスデューサータイプ:1基のバランスド・アーマチュア型ドライバー
感度(1kHz):108dB SPL/mW
周波数帯域:22Hz~18.5kHz
インピーダンス(1kHz):28Ω
外部ノイズ減衰量:最大37dB
コネクタータイプ:MMCXコネクター
ケーブル長:127cm
入力コネクター:3.5mmステレオミニプラグ
質量:19.8g
カラーバリエーション:ブラック
付属品:フォーム・イヤパッド(S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド(S/M/L)、イエロー・フォーム・イヤパッド、トリプルフランジ・イヤパッド、キャリングケース、6.3mmアダプター、クリーニングツール

 AONIC 4は、同社初となるデュアルドライバー・ハイブリッドタイプのイヤホン。ダイナミック型ドライバーとバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーを組み合わせることで、伸びのある低音と高音を再現し、ボーカルの明瞭な表現が特徴になるそうだ。

AONIC 4高遮音性イヤホンの主な仕様
トランスデューサータイプ:ハイブリッドドライバー(1基のダイナミック型と1基のバランスド・アーマチュア型ドライバー)
感度(1kHz):106 dB SPL/mW
周波数帯域:20Hz~19kHz
インピーダンス(1kHz):7Ω
外部ノイズ減衰量:最大37dB
コネクタータイプ:MMCXコネクター
ケーブル長:127cm
入力コネクター:3.5mmステレオミニプラグ
カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
付属品:フォーム・イヤパッド(S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド(S/M/L)、イエロー・フォーム・イヤパッド、トリプルフランジ・イヤパッド、キャリングケース、6.3mmアダプター、クリーニングツール

 AONIC 5は、3基のバランスド・アーマチュア型ドライバーの搭載で、引き締まった低音と、広大な音響空間を演出するサウンドが特徴。本格的なオーディオエクスペリエンスを求めるリスナーに好適と謳っている。

 ドライバーは、2基がウーファー、1基がトゥイーターで構成され、伸びのある高音、温かみのある中音、引き締まった低音を再現するという。

 また、ノズルは着脱式となっており、3種類――「バランス」「ウォーム」「ブライト」――のノズルを交換することで、周波数特性をカスタマイズ可能で、好みの音色を楽しむことができる

AONIC 5高遮音性イヤホンの主な仕様
トランスデューサータイプ:3基のバランスド・アーマチュア型ドライバー
感度(1kHz):117dB SPL/mW
周波数帯域:18Hz~19.5kHz
インピーダンス(1kHz):36Ω
外部ノイズ減衰量:最大37dB
コネクタータイプ:MMCXコネクター
ケーブル長:127cm
入力コネクター:3.5mmステレオミニプラグ
カラーバリエーション:クリア、レッド、ブラック
付属品:フォーム・イヤパッド(S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド(S/M/L)、イエロー・フォーム・イヤパッド、トリプルフランジ・イヤパッド、Comply Pタイプイヤチップ(S/M/L)、キャリングケース、6.3mmアダプター、交換用ノズル(2ペア)、ノズル取り外しキー、クリーニングツール

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