第1位:東芝 48X8900K
オープン価格(実勢価格23万1,000円前後)
液晶テレビは低反射、有機ELテレビは高反射――というディスプレイ表面についての業界常識に反し、映り込みを嫌って低反射を採用した。表面処理の映像性能は「高反射はハイコントラスト、低反射はローコントラスト」だが、有機ELパネル自体が圧倒的なハイコントラストなのだから、表面の低反射を突き破り、いかにも有機ELらしい朗々たるコントラストを魅せる。録画機能も優れる。予約なしでキーワード、履歴、分野……などを参考に勝手に自動録画してくれるのが頼もしい。(麻倉)
第2位:パナソニック TH-48JZ1000
オープン価格(実勢価格25万円前後)
パナソニックの有機ELテレビにおける、エントリーモデルという位置づけ。独自パネルの採用は見送られたものの、48型というサイズは使い勝手がよく、細やかな画素が大きなサイズにはない凝縮の映像を再現する。明部における色再現性もアップした、プライベート・ユースにも最適なテレビである。(潮)
第3位:東芝 48X9400S
オープン価格(実勢価格26万5,000円前後)
画質担当エンジニアの知恵と経験が存分に盛り込まれた成熟画質。美肌をアピールするホワイトバランスの管理など見事のひと言だ。「おまかせAI」のよく練り上げられた懐の深い画質も他社の追随を許さない。レグザでもこのX9400Sシリーズだけに採用された外部スピーカー端子を積極的に活用したい。この音も出色なのである。(山本)
第4位:シャープ 4T-C48CQ1
オープン価格(実勢価格23万円前後)
昨シーズンにリリースされた、シャープ初の有機ELの48型。その画調は同社の液晶テレビによく似ていて、コントラスト感を最優先に、グラデーションと発色のよさをアピールするもの。とりわけ暗部の表現に新鮮さ感じた次第。前向きトゥイーターによって音質向上を果たしたスピーカーは3ウェイ5ドライバー。(小原)
第4位:ソニー KJ-48A9S
オープン価格(実勢価格23万円前後)
昨年末にリリースされたソニーの有機ELディスプレイの中で一番の小型モデル。その他の大型機同様スタイリッシュなデザインにまとめられ、X1 Ultimateと呼ぶ画質プロセッサーと独自のパネル制御技術を用いることで、有機ELらしい暗部の再現力に優れた映像を描き出す。また動画アプリの高速起動もユーザーには歓迎されるポイントである。(潮)
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