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リンのパッシブ型4ウェイ・スピーカー「MAJIK 140 SE」が驚異の進化。従来品から台座の変更のみで、低域の音質はまるで別物に
リン(スコットランド)のパッシブ型4ウェイ・スピーカーMAJIK 140がSEヴァージョンに進化した。輸入元によると、台座(スタンド)部分の変更のみということだが、実際に聴いてみてその音質向上ぶりにビックリ。「いやいやこの音の違いは台座だけじゃないでしょ。ユニットやキャビネットにも手が加わっているんじゃ?」と訝しく思ったが、「いえ、台座のみの変更と聞いております」と輸入元の社長は素っ気ない。
さて、その台座部分だが、従来は木質のMDF製で今回のSEはアルミ製。幅と奥行がそれぞれ1cmほど大きくなっており、質量はMDFの1.4kgにたいして5.9kg。なんと4倍以上の重さだ。たしかにこの重...