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真空管オーディオ協議会が、2023年度「真空管オーディオ・フェア」の中止を発表。協議会としての活動もひとまず休止する
真空管オーディオ協議会は、2023年度の「真空管オーディオ・フェア」の開催を中止すると発表した。
同イベントは3年連続で中止となっており、今年の開催については期待されていた節もある。ここに来てコロナが下火になり、社会的対応も変わりつつあるなど、主催者の真空管オーディオ協議会としても開催について悩み続けてきたという。
しかし真空管オーディオ・フェアは愛好家同士の“ふれあい”こそが本来の姿であり、会場の三密や来場者の年齢を踏まえ、さらにリスクを回避するための制限を設けるのもふさわしくないという思いから、開催を断念したとのことだ。
真空管オーディオフェアー,真空管オーディオ協議会
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【第25回 真空管オーディオ・フェア レポート】 「タムラ製作所/サン・オーディオ」「ファル/コルグ」「GTKオーディオ」「吉柴音楽産業」
タムラ製作所/サン・オーディオ(第2会場Room A)
真空管オーディオ・フェアの第2会場は、損保会館の向かいにあるホテルマイステイズお茶の水の2Fに設けられている。そのRoom Aにはタムラ製作所とサン・オーディオが共同でブースを出展している。
タムラ製作所は1924年に田村ラヂオ商会として創業、いい音を追及する中でトランスの製作を手がけるようになったことはよく知られている。そんなタムラの展示では、シングル用出力トランスの「F-2007A」や「F-2013A」、インダクターの「A-4003A」、電源トランス「PC-1040」などが並んでいる。中でも自作派に人気が高いのは「F-2007A...
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【第25回 真空管オーディオ・フェア レポート】 「マックトン」「キュートロン・オーディオ」「リアル音響工房」
毎年恒例の「真空管オーディオ・フェア」が今年も10月13、14日の両日、秋葉原の損保会館、およびホテルマイステイズで開催となる。25回目となる今年は40社以上が出展するなど盛況なもの。今回もステレオサウンドONLINEでは、各ブースの見どころ、聴きどころを紹介します。
マックトン(損保会館5F 504)
1964年の創立以来、真空管アンプを専門に作り続けているマックトンのブースには、同社の主力モデルがずらりと並んでいる。
その中から今回は、MM用フォノイコライザーの新製品「XP-205」(¥550,000、税別)とプリアンプ「XX-7000(¥980,000、税別)、KT-120真空管を...
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【第25回 真空管オーディオ・フェア レポート】 「テクソル」「サンディエゴオーディオ」「長谷弘工業」「ハットオーディオラボ」
テクソル(損保会館5F 503)
テクソルでは、デジタルバイアス電流測定器「BIAS CHECKER」を参考出品している。同社ではもともと「BIAS KING」と呼ばれる製品の輸入販売を行なっていたが、こちらは生産終了になってしまったという。
そこで、真空管ギターアンプやオーディオアンプ用としても使える製品として本機を開発したそうだ。ほとんどの8ピンソケットを用いた真空管(EL34/6CA7、6L6、6V6GT、6550、KT88、他)に使用でき、変換コネクターを使えば、さらに多くの製品に対応できるそうだ。交流・直流点火のどちらにも使える点も便利だろう。
発売は2020年春頃を目指してお...
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アナログ・オーディオファン垂涎のイベント「真空管オーディオ・フェア」、10月13、14日に秋葉原 損保会館で開催。「管球王国」による試聴イベントやステレオサウンドストアの注目ソフトの即売会も実施
毎年恒例、真空管オーディオファンのための一大イベント「真空管オーディオ・フェア」が、10月13日(日)、14日(月・祝)の二日間、秋葉原の損保会館、およびホテルマイステイズお茶の水で行なわれる。
今年の出展は全43社。損保会館の1F~5Fまでをフルに使って、各出展メーカーの展示や試聴、あるいは講演、即売が楽しめるようになっている。
ステレオサウンドでは、今年も2Fの販売会場にブースを出展し、発売ほやほやの「安全地帯ベスト」(アナログレコード)や「今井美樹Dialogue-Miki Imai Sings Yuming Classics-(Single Layer SACD)」(SACD)の...