執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】プロジェクター部門(3)〈101万円以上〉
第1位:JVC DLA-V9R
¥2,000,000+税
オーダーから3 ヵ月以上も待たされたが、我が家に届いた本機の画質のすばらしさにはほんとうに感激した。弟機DLA-V7より100万円も高いので、C/Pの高さを選定基準にするならV7とV5のほうがよりベストバイ的魅力が高いのは確かだが、本機のみに採用された前玉100mmのオールガラスレンズと<8Ke-shift>の効能を目の当たりにすると、やはりこのクラスは本機をベストワンにするしかない。HDRコンテンツへの対応も的確だ。(山本)
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第2位:ソニー VPL-VW855
¥3,000,000+税
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【HiVi夏のベストバイ2019】プロジェクター部門(2)〈50万円以上101万円未満〉
第1位:ソニー VPL-VW555
オープン価格(実勢価格90万円前後)
4K解像度のSXRDパネルを搭載し、待望のHDMI入力の18Gbps信号にも対応するなど、VW5xx系の完成形と言いたくなる成熟度を誇る。レンズなどの光学系は従来モデルのままだが、上級機と同じ映像処理系を採用して映像チューニングを最適化。見た目のコントラスト感をさらに高めており、HDRらしい輝きとくっきりとした映像を楽しめる。色バランスのズレを自動補正する「オートキャリブレーション」など信頼性の高い機能も備える。(鳥居)
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第2位:JVC DLA-V7
¥1,000,000+...
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【HiVi夏のベストバイ2019】サブカテゴリー スクリーン
スクリーン部門の結果は、投票数・ランキング順位ともに前回・前々回と同様の結果となった。とはいえ、HDR再生が難しいと言われるプロジェクター再生の肝となるのは変わりがなく、画期的な製品の登場を期待したい
第1位:オーエス レイロドール
¥460,000+税(16対9、120インチ電動巻き上げ式)
プロジェクターがHDRを目指せば、スクリーンもHDRに対応する。ハイゲインで、ホットスポットが抑えられ、視野範囲が広く、しかも階調性もよいという、並び立たない条件を見事に成立させた最新鋭スクリーン。マット、パール、ビーズの違う材質的な複合特性を持ち、性能としては拡散型、反射型、回帰型の特質も備えた...
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【HiVi夏のベストバイ2019】サブカテゴリー HDMIケーブル
HDMIケーブル部門は、2位と3位が入れ替わっているものの、前回とランキング上位に選定された製品の顔ぶれ自体は変化なし。HDMI2.1のケーブル規格のテストスペックが定まっていない状況下ではあるが、8K映像伝送対応製品の登場に期待したい
第1位:エイム LS2
¥180,000(10m)+税
4K/60p&HDRコンテンツを楽しむ際にもっとも気をつけなければならないのが、HDMIケーブルの選択だ。導体に銅線を用いた長尺ケーブルでのトラブルをよく目にするが、石英ファイバー+銅線のハイブリッド構造を採ったこのケーブルなら安心だ。全品18Gbps伝送の実機検証ののち出荷されるという。ケーブルの...
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【HiVi夏のベストバイ2019】ビデオプレーヤー部門
3位までは前回と変化なし。ベストワンのパナソニックDP-UB9000と、パイオニアUDP-LX800ともに、HiVi視聴室でのリファレンス機であり、それぞれ固有の魅力が評価された格好だ。4位、5位のパナソニック機とソニー機がそれぞれ新製品に刷新された点も新しい。パナソニック機はHDR10+対応、ソニー機はSACD対応といった違いにも注目したい。なお、両機種ともHDMI端子を2系統備えている
第1位:パナソニック DP-UB9000(Japan Limited)
オープン価格(実勢価格21万円前後)
「こだわり」が画質、音質向上にどれほど寄与するかが明確に識れる名プレーヤーだ。パナソニック...
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【HiVi夏のベストバイ2019】ビデオレコーダー部門
第1位:パナソニック DMR-SUZ2060
オープン価格(実勢価格13万円前後)
地デジ/BS/CS用3チューナーに、4Kチューナーを追加した新世代のディーガ。4K&HDR(HLG)の4K放送を、HDR非対応のテレビ、プロジェクターで表示する場合、自動的にSDR変換して出力されるが、その変換精度が高い。HDRのコントラスト感をそのまま表現することはもちろんできないが、色再現を損なわず、階調性もなめらかなまま出力できる。表示機器に応じたダイナミックレンジ調整も可能だ。HDD容量は2Tバイト。録画番組はこまめにBD保存したい。(藤原)
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第2位:パナ...
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【HiVi夏のベストバイ2019】カメラレコーダー部門
カメラレコーダー部門のベストワンは三期連続でパナソニックHC-WXF1Mが獲得。僅差の2位は、同社初のフルサイズミラーレス一眼カメラの新製品、DC-S1となった。同モデルは動画撮影にも注力して開発されたスチルカメラで、フルサイズミラーレスカメラとして初の4K60p動画記録に対応するほか、HLGによるHDR動画もサポート。同社4Kテレビとの連携での「HLGフォト」の提案も新しい
第1位:パナソニック HC-WXF1M
オープン価格(実勢価格15万円前後)
1/2.5型のMOSセンサーを搭載したパナソニックの意欲作だ。大型の撮像素子(有効画素数829万画素)と、F値1.8(最小値)の明るいレ...
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【HiVi夏のベストバイ2019】AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
AVセンター部門は、最高価格帯となる部門(4)を除く3部門で新製品がランキングトップを飾った。注目したいのは、部門(2)で初登場したマランツNR1710。アトモス対応等の「AVセンター」と考えての機能を当然として備えているが、実は本機は「2ch再生時の多機能アンプ」としての役割を強く意識した製品。こうしたサラウンド再生以外での「AVセンター」の位置づけも今後重要になりそうだ
第1位:デノン AVR-X1600H
¥59,500+税
AVセンターはひじょうに多機能であり、たえず新機能を取り入れなくてはならない。ところが、昨今は大きな革新がなく、そのぶん音質向上に努力を傾けられる。回路、構造...
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【HiVi夏のベストバイ2019】AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
第1位:デノン AVR-X2600H
¥90,000+税
好評を博した前モデルAVR-X2500Hを上回る多機能化、たとえばアップデート対応だがトップスピーカーがなくてもイマーシブサウンドを実現するDolbyAtmos Height VirtualizerやBluetoothヘッドホン送信機能など、新機能追加が光る。外観意匠に変更はないが、内部は音に関わる部分はもちろん、デジタルとアナログで大きく進化。5.1.2構成で、映画作品を音場補正なしのストレート再生すればいっそうの厚みと力感とキレ味で魅せてくれる。(亀山)
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第2位:オンキヨー TX-NR...
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【HiVi夏のベストバイ2019】AVセンター部門(3)〈10万円以上25万円未満〉
第1位:パイオニア VSX-LX304
¥120,000+税
外観上は既存モデルと代わり映えしないが、IMAX EnhancedやDolbyAtmos Height Virtualizerなど、新機能を搭載した9cn仕様AVセンター。いっぽうでメイン基板の新規開発によってさらなる高音質の高みを目指した点も見逃せない。特にネットワーク部を基板の電源側に配置するとともに、電源ループの最小化とデジタル系グラウンドの共通インピーダンスを排除した点が、圧倒的な高S/Nと見通しのよい立体音場に表われている。(小原)
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第2位:デノン AVR-X4500H
¥1...
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【HiVi夏のベストバイ2019】AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
第1位:ヤマハ CX-A5200+MX-A5200
¥620,000+税
伝家の宝刀シネマDSPにリアルタイムな信号適応機能を加えたCX-A5200プリアンプと、アナログ伝送の地道な見直しによって手ごたえ充分な音質向上を達成したMX-A5200パワーアンプ。比類なくユニークでありながら、圧倒的な完成度の高さで最先端のマルチチャンネル再生が堪能できるセパレートAVセンターだ。大規模なサラウンドシステムのネックは、実のところパワーアンプの音質/駆動力が揃いにくいこと、ヒートアップに時間を要することにあるのだが、このコンビにそうした心配は無用。バランス伝送のメリットも容易に聴き取れるし、5ch...
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【HiVi夏のベストバイ2019】サラウンドシステム部門
今回も不動のベストワンを獲得したのは、ヤマハYSP-5600。8期連続という大記録を更新している。ニューカマーは、シャープの8A-C31AX1。同社の8Kテレビとの連携で、S8K/4K放送の22.2ch音声を再生できる。新4K8K衛星放送の魅力のひとつでもある、22.2ch音声をサウンドバーというシンプルなスタイルで再生できるのは画期的だ
第1位:ヤマハ YSP-5600
オープン価格(実勢価格17万5,000円前後)
一時はサウンドバーの停滞が言及されていたが、ここにきて国内のみならず、グローバルにニーズが高まっているという。捉え方にはさまざまあるようだが、ホームオーディオ的なスタンス...