第1位:LG OLED 65G2PJA
オープン価格(実勢価格55万円前後)
G2シリーズは、AI処理のα9プロセッサーを承前しつつ、昨年G1に採用された 「OLED evo」パネルを超える最新の高輝度パネル「OLED EX」を採用、G1 より上に位置付けられている。明るさ訴求の液晶に対抗するべく、パネルの放熱や「ブライトネスブースターマックス」により明るさを従来比10%向上。画面の細分化処理により階調設定を精密化。また暗部の質感や色表現も向上。 AIによる奥行認識能力の獲得なども加味して、堂々たる鮮度と彫の深い映像世界を開示している。(吉田)
第1位:パナソニック TH-65LZ2000
オープン価格(実勢価格61万円前後)8月発売
今期のパナソニック有機ELは77型をラインナップに加えたが、画づくりの代表はやはり当機、65型だ。新しい高輝度パネルを採用するとともにパネルコントローラーも刷新。画素ごとに発光状態を計測しながら駆動電流を制御し、有機ELセルの発光性能を存分に活かす新システムとした。これらによる画質の向上は予期せざると驚くほど鮮やかなもの。単に明るくクリーンなだけでなく暗部階調も格段に伸びて、風格の次元が変わったと見える。(高津)
第3位:シャープ 4T-C65ES1
オープン価格 6月発売
独自の放熱構造を組み合わせた「S-Brightパネル」搭載のシャープ上級モデル。放熱板となる2mm厚のアルミ材がパネル全体の温度を均一化し、ユニフォミティを高めている。画像処理エンジンは「Medalist S3」に進化し、「AIオートモード」を搭載した。映像もより自然な質感が再現できていて、大きな進歩を実感できる。(鳥居)
第4位:ソニー XRJ-65A90J
オープン価格(実勢価格55万円前後)
認知特性プロセッサー「XR」による注視点の判別と視覚になじむ信号処理によって精妙な自然動画を表示。それは有機ELパネル自身や背後の放熱シートの設置など、ハード系の特性向上とあいまっている。また「XR SOUND」は、5.1.2処理による音場感の向上、真円同軸2ウェイ駆動による表面振動型スピーカーシステムの効果も上々。(吉田)
第5位:東芝 65X9400S
オープン価格(実勢価格52万円前後)
レグザ15周年を祝うにふさわしい完成度の高い有機ELテレビ。スキントーンがいっそう美しくなったこと、「おまかせAI」画質モードがいっそう練り上げられたことに注目したい。暗室に近い環境で映画を観ていると判断するとブルーライトをカットするなんて、レグザ開発陣しか思いつかないだろう。スピーカー出力端子搭載は他社も追随してほしい。(山本)
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