今年からは「なんらかの方法でサラウンドを再生する」コンポーネントをこのサラウンドシステム部門の対象としている。一体だけでサラウンド効果を得られるサウンドバーのほか、5.1chのホームシアターセットがこれにあたるが、ベストワンを獲得したのはサラウンドを再生できるヘッドホンXP-EXT1
第1位:ビクターXP-EXT1
オープン価格(実勢価格10万円前後)
「エクソフィールド」と呼ぶビクター独自の音場処理技術を応用し、ドルビーアトモスやDTS:Xなどのオブジェクトオーディオに対応した、ワイヤレスヘッドホン。ヘッドホンを装着しての測定を必要とするが、誰でも簡単に行なえるようになったことで一気にエクソフィールドの門戸が広がった。プロセッサーとヘッドホンの間を圧縮することなく伝送することもポイントだ。あざとさのない、移動感や遠近感の表現力を身につけている。(潮)
第2位:エラック CINEMA 30
¥295,000(セット)+税
小型にして高性能で知られる300LINEのBS302と、SUB2030サプウーファーをセットにした5.1chスピーカーパッケージ。2本ペア単位だが、BS302を買い足してシステムを拡張することも可能だ。同一のミニスピーカーによるマルチチャンネル再生には、スムーズな音場構成などメリットがかならずあるはず。必聴の定番製品だ。(高津)
第3位:シャープ 8A-C22CX1
オープン価格(実勢価格8万円前後)
8K放送の22.2chの音声データにも対応するL/R2ch+外付けサブウーファーのサウンドバー。3ウェイユニットは高域ほど中央寄りにする配置にてステレオ効果を維持。それはまたOPSODIS(オプソディス)方式により、両耳間の漏れ成分が逆相打ち消し関係になるように位相シフト成分をL/Rに加える方式と関係している。L/R間隔が狭いほど打ち消しやすく立体音効果を得やすいからだ。実際鮮やかな音場効果が得られて感動的だ。(吉田)
第4位:イクリプス TD307THMK2
¥220,000(セット)+税
5.1chのパッケージだが、各コンポーネントはそれぞれ1台単位で購入可能。専用のフロアスタンドもあって、チャンネルプランの変更は自由、必要とくふうしだい。全チャンネル同一クォリティのサラウンドも夢ではなく、6.5cm径ドライバーのクォリティも優だ。ただし出力音圧レベルが低いため、アンプの選択に要注意。(高津)
第5位:エリプソン Prestige Facet 24F System
¥580,000(セット)+税
エリプソン(仏)のPrestige Facetシリーズで構成された5.1chシステム。L/Rスピーカーを担うのは3ウェイ4スピーカーのPrestige Facet24Fだ。93dB/W/mと高能率で、比較的安価なAVセンターでも鳴らしやすい。またこのシリーズにはドルビーアトモス用のイネーブルドスピーカーやサラウンド用ダイポール型も用意されている点にも注目したい。(山本)
HiViベストバイ2020冬 部門一覧
・HiViベストバイ2020冬トップページ
・選考について >
・ヘッドホンオーディオ部門(カテゴリー)選考について >
・選考委員について >
・HiVi夏のベストバイ2020 >
・過去のベストバイ一覧 >
ディスプレイ部門
・ディスプレイ部門(1)〈液晶、50型以下〉
・ディスプレイ部門(2)〈液晶、51型以上60型以下〉
・ディスプレイ部門(3)〈液晶、61型以上〉
・ディスプレイ部門(4)〈有機EL、60型以下〉
・ディスプレイ部門(5)〈有機EL、61型以上〉
プロジェクター部門
・プロジェクター部門(1)〈40万円未満〉
・プロジェクター部門(2)〈40万円以上101万円未満〉
・プロジェクター部門(3)〈101万円以上〉
・サブカテゴリー スクリーン
・サブカテゴリー HDMIケーブル
ビデオプレーヤー/ビデオレコーダー/カメラレコーダー部門
・ビデオプレーヤー部門
・ビデオレコーダー部門
・カメラレコーダー部門
AVセンター部門
・AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
・AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
・AVセンター部門(3)〈10万円以上25万円未満〉
・AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
・サラウンドシステム部門
スピーカー部門
・スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
・スピーカー部門(2)〈ペア10万円以上20万円未満〉
・スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉
・スピーカー部門(4)〈ペア40万円以上70万円未満〉
・スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
・スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
・スピーカー部門(7)〈ペア200万円以上〉
・サブウーファー部門
オーディオプレーヤー部門
・ディスクプレーヤー部門(1)〈20万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(2)〈20万円以上50万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(3)〈50万円以上〉
・ネットワークプレーヤー部門
・ネットワークトランスポート部門
オーディオアンプ部門
・コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
・コントロールアンプ部門(2)〈100万円以上〉
・パワーアンプ部門(1)〈50万円未満〉
・パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
・パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉
・プリメインアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・プリメインアンプ部門(2)〈20万円以上40万円未満〉
・プリメインアンプ部門(3)〈40万円以上〉
D/Aコンバーター部門
・D/Aコンバーター部門(1)〈20万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(2)〈20万円以上60万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(3)〈60万円以上〉
その他、アクセサリー部門
ヘッドホンオーディオ部門
・イヤホン部門(1)〈2万円未満〉
・イヤホン部門(2)〈2万円以上5万円未満〉
・イヤホン部門(3)〈5万円以上〉
・ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
・ヘッドホン部門(2)〈5万円以上10万円未満〉
・ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
・ワイヤレスイヤホン部門
・ワイヤレスヘッドホン部門
・ヘッドホンアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(1)〈10万円未満〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉