劇場作からドラマ、『ライダー』『戦隊』シリーズまで。みんな大好きな映像作品を生み出し続ける「東映東京撮影所」は、知恵と工夫に溢れた空間だった(4)
東映といえば映画のほかにも『非情のライセンス』(1973〜80)、『特捜最前線』(1977〜87)、現在では『相棒』(2000)や『刑事7人』など多くの人気・名作ドラマを世に送り出している。そして1971年に始まった『仮面ライダー』シリーズ、1976年に始まった『スーパー戦隊』シリーズという特撮ヒーロー・ドラマも制作している。
2000年の『仮面ライダークウガ』からは『スーパー戦隊』シリーズの2本を制作し続けており、VFXの本場であるハリウッドのスタッフをして「どうやったら毎週2本の特撮ドラマを20年以上も放送し続けられるのか」と驚嘆の声をあげるほどだ。
そこでこの2作を制作し続けている...