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スピーカーメーカーの雄JBLの モニタースピーカー4349。大口径ウーファーならではの迫力サウンドを聴かせる
オーディオファンなら知らない者はいないスピーカーメーカーの雄、JBLがスタジオモニターシリーズ初の4320と4310をリリースしてから50年が経過した。その節目となる2020年に新たなるモニタースピーカーの第一弾として登場したモデルが4349である。もっとも、同社のモニタースピーカーの原点は1962年に遡るC50SMなので、そこから数えれば60年近い歳月が流れたことになる。
4349の特徴は、JBLのレゾンデートルともいえるホーンとコンプレッションドライバー、そして大型のウーファーを採用していることだ。新型のD2ドライバーとHDIホーンを組み合わせ、こちらも新設計の300mm口径ウーファ...