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360 Reality Audioで楽しむ、“立体的なクラシック” に注目。演奏者が聴いて欲しい音を伝えるための新しいアプローチとは:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート112
ピアニストの中山ナミ子さんがディレクターを務めるクラシックレーベル、スチュディオ・エクレールから、『天球の音楽 ミュージック・オブ・ザ・スフィアーイマーシブ・クラシック』が配信されている。2台のピアノを使った演奏が収められたミニアルバムで、全曲で360 Reality Audioのための収録が行われている(360 Reality Audio での配信はAmazon Musicのみ)。クラシックの配信で、しかも収録から360 Reality Audioを意識したというたいへん珍しい取り組みはどのようにして実現したのか。今回はソニー・ミュージックスタジオにうかがい、ディレクターの中山さんと3...