映画『早乙女カナコの場合は』をより深く識るためにプロデューサー「登山里紗」にインタビュー。「観終わって、自分らしく生きるヒントにしてほしい」
柚木麻子の小説『早稲女、女、男』を実写映画化した『早乙女カナコの場合は』が、2025年3月14日(金)より全国公開される。3人の女性の悩みをメインに、自分に素直になれない若者たちが自分を認め、一歩踏み出すまでを描いた群像劇。監督は、繊細な心理描写を得意とする矢崎仁司氏が務め、橋本愛、中川大志、山田杏奈、臼田あさ美といった実力を具えた俳優陣らが共演する注目作。ここでは、本作を企画・プロデュースを担当した登山里紗氏に書面形式でのインタビューを実施。原作選定の理由から、映像化への苦労、人物像の造形などについて話を聞いた。本作をより深く理解するためのテキストとして役立ててほしい。
――今回、企画...