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三重県の高校生が、最新のICTデバイスを使って地域の課題を映像化。産官学プロジェクトで生み出された「海女VR映像」が完成
三重県立鳥羽高等学校の生徒が制作した「海女VR映像」の完成披露会見が1月17日、日本橋にある三重県のアンテナショップ・三重テラスにて行なわれた(鳥羽市立 海の博物館でも同時開催。現地と日本橋は映像回線で接続されていた)。
これは、三重県鳥羽市と三重県教育委員会、ICT企業の日本エイサー/アルファコード、そして鳥羽高校の生徒という、産官学の三者が参加したプロジェクト。鳥羽高校ではもともと、地域の課題を現地に赴いて発見、考察、解決へと導く校外学習の「鳥羽学」を実施しており、それが教育委員会の推進する「地域課題解決型キャリア教育モデル」と合致したことから、実践パイロット校に選ばれ、およそ一年の...