執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ビデオレコーダー部門
BS/CS4Kでオンエアされた2時間の4K映画を一層BDメディア1枚に残せる4K長時間録画機能が4Kレコーダーで一般化。本機能を備えた各社の魅力的な4Kレコーダーが上位を占めた。ベストワンと2位を獲得したのは、パナソニックとシャープの4Kチューナー複数搭載機。WOWOW4Kが3月に開局し、BS/CS4Kの同時録画のニーズの高まりに対応した格好だ
第1位:パナソニック DMR-4T401
オープン価格(実勢価格14万円前後)
4K衛星放送チューナーを3基内蔵した4TバイトHDD内蔵モデル。WOWOW 4Kが始まり、スカパー!でのF1予選/決勝の4K中継もある今、マニアにとって4K放送の3番...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ビデオプレーヤー部門
4KレコーダーでのUHDブルーレイ再生対応が進み、ビデオディスクプレーヤーの高級単体モデルの新製品が減っているなか、不動のベストワンを獲得したのはおなじみパナソニックDP-UB9000。度重なるアップデートで新鮮な魅力を保ち続けている。パイオニアのUDP-LX800とLX500はモデル末期に近づいていると思われるが、SACDマルチ再生も含めて貴重な存在だ
第1位:パナソニック DP-UB9000 (Japan Limited)
オープン価格(実勢価格21万円前後)
パナソニックが持てる技術力をフル投入して開発されたUHDブルーレイプレーヤーの最高峰モデル。接続するディスプレイの輝度レンジ...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】サブカテゴリー HDMIケーブル
前回に続き、フィバーとエイムの光HDMIケーブルがベストワンを分け合ったが、フィバーは48Gbps対応 の新型にチェンジ。なお、ランキング入りした全製品が48Gbps対応仕様だ
第1位:フィバー Pure3
¥73,000(10m)+税
8K/60pや4K/120pの高速信号に対応する48Gbps HDMIケーブルで、これまで最上位機種とされていたPure2の後継モデル。メインの信号伝送に光ファイバーを4本。その他の信号線に銅線を使用したハイブリッド構造。光変換素子の省電力・高性能化によりUSB補助電源機能を取り去った。映像はもとより音質も優の注目製品だ。(高津)
メーカーサイトへ >
...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】サブカテゴリー スクリーン
キクチの超短焦点向けスクリーンSPA-UTが連覇を達成。2位以下は、暗室再生向けの定番かつ本格スクリーンが顔を揃えている
第1位:キクチ SPA-UT
¥260,000(16対9、100インチ張り込み式)+税
斜め下から投写する超短焦点プロジェクターに最適化した専用スクリーン。上方から差す光の反射を抑える構造になっており、明るい環境でも映像の明るさやコントラスト感の低下が少ない特徴を持つ。超短焦点プロジェクターはスクリーンの平面性に対してシビアなので、スクリーン投写を考えるなら、この専用タイプがおすすめだ。(鳥居)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:オーエス レイロドール...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】プロジェクター部門(3)〈101万円以上〉
第1位:JVC DLA-V9R
¥2,000,000+税
圧倒的な高画質でプロジェクターシーンに君臨する名機。8K e-shiftは何のためか。2K/4Kコンテンツの映像情報の精密化のためだ。UHDブルーレイ『宮古島~癒しのビーチ~』を映すと、押す波と引く波が交差し、水しぶきが生まれるダイナミズムが織りなす透明な輝きが、精密に、そしてブリリアントに再現されていることが分かる。この上質なディテイルこそ、8K e-shiftの賜物だ。まさに未来を先取った先進アップコンバート・プロジェクターだ。(麻倉)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:ソニー VPL-VW855
¥3,000...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】プロジェクター部門(2)〈40万円以上101万円未満〉
第1位:JVC DLA-V7
¥1,000,000+税
最新の0.69型D-ILA素子を搭載した4Kプロジェクター。D-ILAは平面性に優れ、開口率を高めた新世代版で、ネイティブコントラストは8万:1に達する。さらに独自のフレームレートコンバーター、各種補正機能を備えた専用ドライバーLSIが搭載され、S/N、応答性に余裕が生まれている。とにかく映像の基礎体力となるダイナミックレンジが広く、色彩表現も実に豊か。4Kスタンダードの時代に、明確な価値を示すことができる貴重なモデルだ。(藤原)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:JVC DLA-V5
¥750,000+税
4K解像...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】プロジェクター部門(1)〈40万円未満〉
プロジェクター部門は、前回のランキングからの変動が比較的少ない結果となった。ソニーから4月中旬に新製品(VPL-VW275、VPL-VW875)が発表されているが、選考時期が合わなかった点と従来製品のマイナーチェンジ仕様であることを鑑み、今回は旧製品の選考を中心にしている
第1位:エプソン EH-TW8400W
オープン価格(実勢価格33万円前後)
フルHDパネルと斜め画素ずらしの手法を用いて、時分割で4K映像を映し出す3LCDプロジェクターの定番モデル。4K入力にもHDR10にも対応しており、安心して映画ファンにおすすめできる。ホワイトバランスの管理やスキントーンの追い込みも見事。昨今...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ディスプレイ部門(6)〈有機EL、61型以上〉
第1位:LG OLED 65G1PJA
オープン価格(実勢価格48万円前後)
最新のOLED evoパネルを採用した今期の目玉モデル。いや驚いたのなんのって、瑞々しくヴィヴィッドな色再現と、これまで経験したことのないような暗部階調と深み。特に後者は、もう何百回と見てきたBD『ノーカントリー』と『オブリビオン』で、きわめてAPLの低い、なおかつ微細なステップの黒信号を見事に描き、あの闇の中にはこんな背景が隠されていたのかと驚くことしきり。デザインも秀逸で、本体の薄さにも感心しきり。(小原)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:ソニー XRJ-65A90J
オープン価格(実勢価...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ディスプレイ部門(5)〈有機EL、51型以上60型以下〉
第1位:パナソニック TH-55JZ2000
オープン価格(実勢価格39万円前後)
4Kビエラの最高峰、「2000」シリーズの最大の強みとなる自社設計、製造パネルを進化させつつ、持ち前の画質に磨きをかけた注目作。有機ELセルは前作と変わらないが、貼り付け部分の素材を変更、さらにバックカバー一体型プレート(特許出願中)とすることで、放熱特性を大幅に改善している。信号処理でも輝度領域の制御を最適化したDot ContrastパネルコントローラーProの最新版が投入され、メリハリの効いた、深みのある映像が楽しめる。(藤原)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:ソニー XRJ-55...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ディスプレイ部門(4)〈有機EL、50型以下〉
第1位:東芝 48X9400S
オープン価格(実勢価格26万5,000円前後)
レグザの最高峰、4K有機ELモデルX9400シリーズ。今期のS型はSpecialのSで、オーバーオールな完成度を磨きぬいた正常進化型ふうの円熟味が魅力だが、48型だけはこれが初のデビュー作。ナチュラル美肌トーンをはじめSシリーズに共通のオリジナル技術を取り込みながらも、末弟の域に留まらない濃密な存在感あふれる独自画質を構築した。ただし上位機ほど輝度は伸びない印象。そこをわきまえて使えば、驚異的な高C/Pを満喫できる。(高津)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:パナソニック TH-48JZ100...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ディスプレイ部門(3)〈液晶、61型以上〉
第1位:シャープ 8T-C70DW1
オープン価格(実勢価格49万5,000円前後)
発売当初から50万円を切るという8Kチューナー内蔵70型液晶テレビ。液晶嫌いの筆者だが、この製品の画質のよさとハイC/Pぶりには感心させられた。直下型バックライトを用いたローカルディミングの設定が巧みで、150ルクス程度のほの明るい環境で観るのにふさわしいコントラストを実現している。とくに見事なのは4K映像のアップコンバート画質。なめらかな輪郭をつくり出す超解像技術が成熟し、8Kテレビならではの魅力を訴求する。(山本)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:ソニー XRJ-75X95J
オー...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ディスプレイ部門(2)〈液晶、51型以上60型以下〉
第1位:シャープ 8T-C60DW1
オープン価格(実勢価格38万5,000円前後)
本機はYouTubeの8K動画再生に対応していることを訴求。これが意外なほど鮮明だ。映像処理エンジンはMedalist Z2に進化し、より精密な8K映像や4K映像の行き届いたアップコンバートを実現している。単なる強いコントラスト訴求ではなく「スマートアクティブコントラスト」により自然動画の品位を再現する志向性も明瞭。またパネルは「N-Black」仕様で外光の映り込みが少ない。こうしたことで現実的に8Kテレビの優位性はさらに確かになってきた。(吉田)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:パナ...