45/45方式ステレオLPレコード誕生期の検聴用MCカートリッジを復刻。「クラング・クンスト10A」が登場
ステレオLP黎明期のカッティングシステムにおける検聴用カートリッジだった「ウェストレックス10A」の復刻機であるMC型カートリッジ、「クラング・クンスト10A(KK10A)」の販売をアムトランスが開始した。
KK10Aは、ドイツ系ヴィンテージオーディオの研究家である小林正信氏が原器ウェストレックス10Aの構造と採用パーツを詳細に検証して製作。針先の直近に発電コイルを配する構造、空芯コイルの採用など原器の特徴を再現している。
また、小林氏はKK10A製作の経緯とプロセスを『管球王国』111号の連載記事で執筆。112号(4月30日発売)では、原器ウェストレックス10Aを所有する新 忠篤氏、復...