Auto Sound Web Grand Prix 2018:ブラム S165.100MGスピーカーがグランプリを獲得した理由
リスニングを繰り返して納得できる音に仕上げた製品
肉声感が素晴らしいスピーカー
文=石田功
カーオーディオ歴が長い人ならすでにご存知かと思うが、フランスの新興メーカー、ブラムは元フォーカルの音の責任者であったギー・ボンネヴィル氏が興した会社だ。目指したのはフレンチ・サウンド。設計に1年、その後の音ぎめにさらに1年かけて作り上げたのが、このシグネチャー・シリーズだそうだ。従来のライブ・シリーズは、会社の立ち上げと同時にリリースしたためか、音作りに少し荒さも感じられたのだが、このシグネチャー・シリーズは発売時期を気にせず、リスニングを繰り返して納得できる音に仕上げたという。
その甲斐あって、...