執筆陣
より良い、次世代に暮らしてほしい未来のために、地球再生のビジョンを描く。『2040 地球再生のビジョン』
『あまくない砂糖の話』を監督したデイモン・ガモーの新作。監督には幼い娘がいるが、彼女も成長し、大人になり、やがてはパートナーを得て、家族をつくることだろう。そうだなあ、それは大体2040年ぐらいになるかな。その時、地球はどうなっているのだろうか? さらに環境が破壊されているのだろうか? だとしたらそれはまずいぞ。いまの時点で食い止めていかなければ。どんどんサステイナブルにしていかなければ。自家用太陽光発電システムによる電気の取り引き、シェアするマイクログリット、再生型農業、海藻による海洋環境の改善はどうだろう?
そうした監督のあふれ出る思いを私はこの映画から感じた。これしかないというよう...