木下彩音/初めての映画に全力投球。「私の初出演作だって、胸を張って言える自信作になりました」
故郷でもある奈良を中心に活動している塩崎祥平監督の最新作となる『かぞくわり』が、1月19日より、有楽町スバル座ほかにて全国順次公開となる。タイトルから内容を推測するのは難しいが、心がバラバラであった家族が「腹を割って話し合う」模様が描かれた、ヒューマンな作品だ。ここでは3世代にわたる家族間の葛藤において、孫という立場から時に激しく、時に繊細な表情を見せた、新鋭・木下彩音に出演の感想を聞いた。
――出演おめでとうございます。まずは、出演が決まった時の感想をお聞かせください。
ありがとうございます。出演のお話をいただいた時はまだ、演技の経験がなかったので、正直、びっくりしたのを覚えています。...