陽月華、佃井皆美、木下彩音/塩崎祥平監督最新作「かぞくわり」の完成披露試写会に登壇。「現場で培ったほんとうの家族のような雰囲気を味わってほしい」
古都奈良を舞台に製作された塩崎祥平監督の最新作「かぞくわり」の完成披露試写会が10日、都内で行なわれ、主演の陽月華、共演の佃井皆美、木下彩音、そして塩崎祥平監督らが登壇した。
これは監督が、民俗学者 折口信夫の「死者の書」から着想を得て作り上げた作品で、崩壊しつつある家族の姿を通して、いまの日本において守るべきものとは? を問う注目作。
試写会前のトークショーでは、楽しかった現場の思い出などがメインに語られていたが、ここでは、より作品の内容に踏み込んだ、その後に行なわれたマスコミ向けの会見の模様を紹介します。
――撮影の時期は?
塩崎 ちょうど一年半前の2017年の7月を、ほぼまるまる一...