映画『一月の声に歓びを刻め』の完成披露上映会が開催。三島有紀子監督の長年の想いを詰め込んだ作品
『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』など多くの作品を手掛け、国内外で高い評価を受ける三島有紀子監督の長編10作目となる最新作『一月の声に歓びを刻め』が、2月9日(金)に劇場公開される。
本作は、監督自身が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフに自主映画からスタートしたオリジナル企画。「性暴力と心の傷」をテーマに、心の中に生まれる罪の意識を静かに、深く見つめる映画である。
八丈島の雄大な海と大地、大阪・堂島のエネルギッシュな街と人々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3つの罪と方舟をテーマに、人間たちの“生”を圧倒的な映像美で描いていく。
船でやってきた者を前田敦...