話題作『「16」と10年。遠く。』の再上映初日舞台挨拶に「川延幸紀」監督、「兎丸愛美」が登壇。“1年間かけていろんな季節で撮影するのは、役者にとって本当にぜいたくなことです”(兎丸)
川延幸紀監督の劇場公開デビュー作『「16」と10年。遠く。』の再上映が、東京池袋シネマ・ロサで始まった(2月25日(金)まで、20:00~)。2月19日には初日舞台挨拶が開催され、川延監督と主演の兎丸愛美が登壇。まだ観ていないひとにはぜひ観たいと思わせ、一度観た人もディテイルを確認するため再び観ずにはいられなくなるような興味深いトークを繰り広げた。その一部を紹介したい。
川延幸紀(以下、川延) 『「16」と10年。遠く。』は“再生”をテーマに制作しました。人は生まれ変われるのかという問いが自分の中にあって、それを描きたかった。兎丸さんが演じた雪那は(その)テーマを体現したような役で、演じ...