執筆陣
教育の尊さを知らしめる、ブルキナファソ、バングラデシュ、シベリアの女性教師たちの物語。『世界のはしっこ、ちいさな教室』
日本でもヒットした『世界の果ての通学路』公開から約10年。同作の制作チームが、新たな作品を放った。
舞台/中心人物となるのは、「ブルキナファソのサンドリーヌ」、「バングラデシュのタスリマ」、「シベリアのスヴェトラーナ」。3人とも女性教師であり、教え子たちにもっと広い世界を知ってほしいと、毎日、張りのある日々を過ごしている。サンドリーヌはとにかく子供たちに文字の読み書きができるようになってほしいと熱を込め、フェミニストでもあるタスリマは子供や女性にもしかるべき権利が与えられるべきだと語る。スヴェトラーナは極寒の中、遊牧民“エヴェンキ族”の伝統が消えていくのではないかと危惧している。
おそら...