執筆陣
アリ・アスター監督が「ヤン・シュヴァンクマイエルとクエイ兄弟の後継者」と称賛するチリ産コンビの、超絶力作『オオカミの家』
要注目のストップモーション・アニメ作品が8月19日から渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショーされる。クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャのコンビによる初の長編映画『オオカミの家』だ。
“レオン&コシーニャ”は、ここで監督のほかに脚本、美術、撮影、編集も務め、作品の大部分を二人で完成させたという。ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン“コロニア・ディグニダ”(ドイツ系移民を中心とした入植地で、元ナチス党員らが設立)にインスパイアされた作品――それだけで一筋縄ではいかなさが漂ってくるではないか。
わけあって集落から脱走した少女“マリア”が主人公だが、彼女がいか...
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【世界4K-Hakken伝】 リュック・ベッソン監督 『レオン』(LEON: THE PROFESSIONAL )
He May Be a Killer,
But He's Such a Sweetie
Release Dates (Theater): Sep 14, 1994 (USA)
Domestic Total Gross: $45,501,238
(Foreign: $26,000,000)
FILM
それはジャン・レノの発案から始まった。オレは『ニキータ』(90)で演じたクリーナーが気に入ってるんだ。あの役を膨らませて脚本を書いてくれ。そう依頼されたリュック・ベッソンは脚本執筆にとりかかる。初めは自分で演出するつもりのなかったベッソンだが、初稿が上がるころには、やっぱりオレが演らなきゃな、...