映画『モネと時間旅行』、モネ没後100年記念上映。現代と19世紀ベル・エポックというふたつの時代を描く
邦題通りの一作という印象を受けた。見る者を現代とベル・エポック期の双方にいざなう、なんともあたたかな気持ちになるコメディで、ふと自分も「逢ったことのない先祖はどうだったのかなあ」と思いをめぐらせてしまった。
舞台は、フランス北部ノルマンディーの草原に佇む古い屋敷。ここを土地開発のため売るよう迫られたので、親戚4人が屋敷の調査をすることになった。ひょっとしたら、19世紀以来、空気が入れ替えられていなかったのではないか。そこで彼らが発見したのは、印象派の作品らしき絵画と、先祖アデルの手紙や写真だった。アデルはどんな女性だったのか、絵画を描いたのは果たして誰なのか? モネに限らず、ルノワール、...