執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
価格的にもっとも広範囲で、かつ細分化された製品を取り扱うのがスピーカー部門。ペア10万円未満から200万円以上のモデルが、それぞれの価格帯で推奨される。コロナ禍にあっても製品の動きは活発で、イクリプスやクリプトン、エラックなど国内外の人気ブランドの新製品が新たにランクインしている
第1位:イクリプス TD307MK3
¥50,000(ペア)+税
外観上は旧型「MK2A」と差異がわからない、この新型のTD307MK3。それは当然のことで、フルレンジのシングルドライバーと卵形エンクロージャーでなければイクリプスにあらずだから。それでも容積は若干大きくなり(200ccアップ)、低域の最低共振周...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020 特設サイト】スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉 第1位 ソナス・ファベール Olympica NOVA V
スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉 第1位 ソナス・ファベール Olympica NOVA V
¥1,950,000(ペア)+税
ココがスゴイ!!
さすがソナス。イタリアンメイドの見事な美音(高津)
凝縮された音像表現で、映画の声も生々しい(山本)
最低音域まで反応がよく、気持ちのいい音が秀逸(和田)
特選 麻倉怜士
2013年に登場した「Olympica」の全面改良モデルだ。「NOVA」はラテン語で「新しい」。上級機開発で培った技術とノウハウをふんだんに採り入れた。まず感動するのは、圧倒的な低域のパワーとエネルギー。ひじょうに質がよく、しかも量感とともに、細やかな...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020 特設サイト】スピーカー部門(1)〈ペア10万円以下〉、同部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉 第1位 ソナス・ファベール Lumina I、Lumina III
スピーカー部門(1)〈ペア10万円以下〉、同部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉 第1位 ソナス・ファベール Lumina I、Lumina III
ソナス・ファベール Lumina I
¥99,000(ペア)+税
Lumina III
¥250,000(ペア)+税
ココがスゴイ!!
絶好調、伊ソナスの濃い音楽性が堪能できる新シリーズ(麻倉)
Lumina Iの乗りのいい音に驚嘆。低音レスポンスも充分(小原)
推薦者のコメント
Lumina I
Lumina III
麻倉怜士
Lumina(ルミナ)はソナス・ファベールのニューライン。このところソナスは、旺盛な製品開発力にて、素晴ら...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(7)〈ペア200万円以上〉
第1位:ソナス・ファベール Amati Tradition
¥3,600,000(ペア)+税
世界には数多くのスピーカーブランドが存在するが、中でも近年のソナス・ファベールは、キャビネットデザインからオーディオ的な再生能力、そして音楽性を驚くほど高次元でまとめ上げ、人気ブランドとしての地位を誇っている。本スピーカーの素晴らしい完成度で、それを如実に感じた。22cmウーファーのダブル駆動を含む4つのユニットから出る音は分解能が高く、クラシックならオーケストラから小編成まで、涙腺を緩ませる圧倒的な音楽表現に感銘を受けた。(土方)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:ピエガ MAST...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
第1位:ソナス・ファベール Olympica Nova Ⅴ
¥1,950,000(ペア)+税
もともと高級なスピーカーには、上等な家具づくりの技による工芸品の趣きがあるものだが、そうしたいわば伝統派の特徴に革新を融合させることで独自の存在感に到達した。そこがソナス・ファベール製品の値打ちに相違ないだろう。オリンピカ・ノヴァ・クラスともなれば、イタリアンメイドの濃い味が見事な美音になって表れる。当機V(5)はノヴァのトップエンドモデルで、大がかりなユニット構成が信じられないほど秀抜なまとまりだ。(高津)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:エラック CONCENTRO S507
...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
第1位:ソナス・ファベール Sonetto VIII
¥900,000(ペア)+税
堂々たる体躯のソナス・ファベール製3ウェイ5ドライバー搭載モデルがこの価格で購入できる。リュートシェイプのキャビネットは正しくメイド・イン・イタリアで、仕上げの美しさは同社ならでは。大推薦の理由はお買い得感の高さに加えて、音も正調ソナス・ファベール・サウンドだから。ウーファーを3基搭載するも滲みのない明快かつ量感豊かな低音が見事だ。アルミの無垢材から削り出された強固なベースとスパイクが付属する。(和田)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:エラック VELA FS409
¥980,000(ペア)...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(4)〈ペア40万円以上70万円未満〉
第1位:クリプトン KX-5PX
¥498,000(ペア)+税
ここまで来たら「日本が誇る」と言いたい逸品。まるで設計者自身が愛用するためにコツコツ練り上げたような印象すら抱く、クリプトン ブックシェルフ型のトップエンド最新機である。メジャーな仕様は前モデルと同じで見た目は変わらないが、音づくりを大きく支配する内部の吸音材と配線材は仕様や使い方を徹底吟味している。その音は、音場のフレームレス的な鳴り感がひじょうに好ましく、品格に富む音像描写に格段の魅力を想う。まさに一生モンだ。(亀山)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:エラック VELA FS407
¥660,000(ペア)...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉
第1位:ソナス・ファベールLumina Ⅲ
¥250,000(ペア)+税
ソナス・ファベールのエントリーラインに投入されたニューモデル。フロントバッフルは7層プライウッドで、他の部分はMDFに革張り仕上げと実にエレガント。突き板間の接合部にはメイプル板が挟み込まれて不要共振を排除し、トゥイーターには上位モデルと同構造のアローポイント・シルクドーム型が搭載される。トールボーイ型の本機はコントラバスの量感もリアルに再現、クリアーかつ軽快に弾むがソナス・ファベールらしい艶やかさも申し分ない。(和田)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:エラック CARINA FS247.4
¥320...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(2)〈ペア10万円以上20万円未満〉
第1位:クリプトンKX-0.5
¥185,000(ペア)+税
クリプトンの強みは設計チームを率いる渡邉勝氏の存在だ。本スピーカーもそんな同氏の知見が生かされ、価格を抑えながらクリプトンの音づくりを継承する野心的な設計が施されているのが魅力。140mm口径カーボンポリプロピレンウーファー、上位機譲りの砲弾型イコライザーを搭載したピュアシルク・リングダイアフラムトゥイーターにより、高域は50kHzまで伸ばしている。スモークユーカリ材の突き板によるエンクロージャーも美しい。(土方)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:ソナス・ファベール Sonetto Ⅰ
¥198,000(ペア)+...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
価格的にもっとも広範囲で、かつ細分化された製品を取り扱うことになるスピーカー部門。ペア10万円未満から200万円以上のモデルがそれぞれの価格帯で推薦される。それほど動きの激しい分野ではないものの、モニターオーディオやソナス・ファベールなど定番製品の新モデルが登場。早速上位にランクインしている
第1位:エラックDBR62
¥80,000(ペア)+税
エラックのエントリーライン、Debutシリーズの上位モデル。シルクドームトゥイーターと、アラミドファイバーコーンのウーファーによる2ウェイシステムで、扁平なスリット状のバスレフポートが特徴的だ。家具調のウォルナット模様のエンクロージャーはなかな...
執筆陣
ソナス・ファベール「MINIMA AMATOR Ⅱ」木質感溢れる意匠に相応しい、親しみ深い音調のバスレフ型2ウェイ2スピーカー。
ソナス・ファベールを創業したフランコ・セルブリン氏は、一度だけ日本を訪れている。そのときに会った私は「小型機のミニマが奏でる音が一番好きです」と告げたところ、彼は「実は私もそうなんだ」と微笑んだ。
ここに登場するミニマ・アマトールⅡは、ミニマより僅かに大きいオリジナル機の雰囲気を忠実に醸し出している注目機。一足先に発売されているエレクタ・アマトールⅢはボトムが白い大理石製であるが、本機は4面すべてがウォールナット材になっている。
適合するスタンドは2種類あり、ここでは「Carrara Stand」を使って聴いた。本誌試聴室で鳴らしたミニマ・アマトールⅡは、キビキビと反応の良い美音を奏でて...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2020 特設サイト】スピーカー部門(5)<ペア70万円以上100万円未満>第1位 ソナス・ファベール Sonetto Ⅷ
スピーカー部門(5)<ペア70万円以上100万円未満>第1位 ソナス・ファベール Sonetto Ⅷ
¥900,000(ペア)+税
ココがスゴイ!!
堂々としたバランスでジャンルを選ばない魅力機(小原)
大型スクリーンの両脇に最適な本格派スピーカー(山本)
清澄な高域を聴かせる。価格以上の音の素晴らしさだ(和田)
BEST1 麻倉怜士
イタリア製造に復帰したソナス・ファベールのエントリー、Sonettoシリーズのトップモデル。ユニットの素材はウーファーがアルミニウム、ミッドレンジが繊維系で、トゥイーターがシルクドームとなる。このサイズ、このコンストラクションならではのスケールたっぷりの量...